[NURBS をディスプレイス](Displace NURBS)ワールド空間モディファイヤ(World Space)は、NURBS オブジェクトをメッシュに変換します。ディスプレイスメント マップがそのオブジェクトに適用される場合、メッシュによりディスプレイスメント マップの効果がビューポートに表示されます。[ディスプレイス NURBS](Displace NURBS)を使用する主な理由には、次の 2 つがあります。
この目的で NURBS メッシャーを使用する場合、通常は必要な効果が得られたらすぐにそのモディファイヤを削除します。
この目的で[NURBS をディスプレイス](Displace NURBS)を使用するには、まずディスプレイスメント マップを持つオブジェクトにこのモディファイヤ適用します。次に、[ツール](Tools)メニューの[スナップショット](Snapshot)コマンドを使ってクローン方式として[メッシュ](Mesh)を選択します。
スナップショットでは永久にディスプレイスされるメッシュを作成します。他の種類のオブジェクトに対してスナップショットを行うときと同様に、ディスプレイスメント マップのある元のオブジェクトもシーン内に残しておきます。スナップショット適用後、元のオブジェクトを削除することも、他の目的で使用するためにシーン内に残しておくこともできます。
[NURBS をディスプレイス](Displace NURBS)のロールアウトを使用すると、メッシュ作成のために使用するサーフェスの近似設定を選択できます。
ディスプレイスメント マッピングを変更してその変更の結果を確認する場合、このボタンをクリックすると、メッシュを更新できます。更新にはたいへん時間がかかるため、このメッシュは自動的には更新されません。
アニメートされたディスプレイスメント マップをメッシュ上で使用する場合、チェックマークを付けると、ディスプレイスメント マップがアニメートされるたびに NURBS モディファイヤでメッシュが正しく更新されるようになります。
[マテリアル エディタ](Material Editor)を使用してディスプレイスメント マップを適用できます。
これらのコントロールは、NURBS オブジェクトのサーフェス近似コントロールと同じです。
このグループ内のほとんどのコントロールは、NURBS オブジェクトの[面分割の方法](Tessellation Metho)コントロールと同じです。
[しきい値](Threshold)の値より近いすべての頂点は、自動的に連結されます。 これによってメッシュ ジオメトリが単純になります。NURBS オブジェクトの近似値の中でサーフェスのエッジ間のずれを取り除くために[合成](Merge)値を増加したときに、[自動連結](Auto Weld)にチェックマークを付けると役立ちます。