ワールド空間モディファイヤ(WSM)

ワールド空間モディファイヤ(WSM)は、オブジェクト固有のスペース ワープとして動作します。ワールド空間モディファイヤはオブジェクトに設定されますが、スペース ワープと同様に、その効果はオブジェクト空間ではなくワールド空間に適用されます。ワールド空間モディファイヤでは、別のスペース ワープ ギズモをバインドする必要がなく、単一のオブジェクトまたは選択セットの修正が簡単になります。

ワールド空間モディファイヤは、標準のオブジェクト空間モディファイヤと同じように適用します。ワールド空間モディファイヤにアクセスするには、[モディファイヤ](Modifiers)メニューの[修正](Modify)パネルのモディファイヤ リスト、および適用可能なモディファイヤ セットを使用します。ワールド空間モディファイヤは、名前の横にアスタリスクまたは「(WSM)」というテキストが付いていることで見分けられます(このアスタリスクまたは「(WSM)」は、同じモディファイヤのオブジェクト空間バージョンとワールド空間バージョンを区別するものともなる)。

ワールド空間モディファイヤをオブジェクトに割り当てた場合、そのワールド空間モディファイヤはモディファイヤ スタックの最上部に配置され、スペース ワープと同じ領域に、バインドされた順に一覧表示されます。