マテリアルにはさまざまな種類があります。一般に、モデリング対象とそのモデルに求める精度(現実世界であれば、物理的なライティング)に基づいて、マテリアルの種類を選択します。
レンダラの選択は、使用できるマテリアルにも影響します。
- Autodesk ART、mental ray、iray、または Quicksilver レンダラーを使用した物理的に正確なレンダリング
- 物理的に正確なレンダリングを行うには、Autodesk Material グループのマテリアルを使用することをお勧めします。これらは頻繁に使用されるマテリアル(セラミック、コンクリート、堅木など)で、現実世界の特性を正確に再現するプロパティがあります。
Autodesk Material は Arch & Design マテリアルに基づいています。Arch & Design は、汎用的なマテリアルで、現実世界の特性を再現するプロパティと多数のオプションがあります。
mental ray を使用したレンダリングに精通してきたら、専用用途の mental ray マテリアルを使用することもできます。
- スキャンライン レンダラーによる物理的に正確なレンダリング
- ラジオシティを使用すると、スキャンライン レンダラーを使用して正確なライティングを作成できます。この場合は、アーキテクチャル マテリアルを使用することをお勧めします。
また、ラジオシティを使用する場合、標準マテリアルを使用してシーンを設定することもできますが、その後アドバンスド ライティング マテリアルを使用して物理的な特性をシーンに適用する必要があります。
- スキャンライン レンダラーによる仮想のレンダリング
- 物理的な正確さを求めない場合は、スキャンライン レンダラと標準マテリアル、あるいはその他の非フォトメトリック マテリアルを使用できます。これにより、多種多様な効果を作成できます。