mr シェーダ要素

mr シェーダ要素は、シーン内にあるすべての mental ray シェーダの影響を未加工の状態で出力します。この要素の出力は、最終的なレンダリング出力には組み込まれません。

たとえば、mr シェーダ要素を使用して、数種類の異なるアンビエント オクルージョン パスをレンダリングすることができます。

注: mr シェーダ要素は、フル マテリアルではなくシェーダのレンダリングで使用することを想定しています。フル マテリアルのレンダリングも可能ですが、ほとんどの場合、「マテリアル スタイル」のシェーダには独自のコードが含まれており、このコードがレンダリング要素に書き込まれます。そのため、条件によっては、奇妙な衝突が発生する可能性があります。たとえば、標準マテリアルを Material To Shader シェーダ経由で mr シェーダ要素に通すと、標準マテリアルのレンダリング要素とメインのレンダリングにある元のレンダリング要素が衝突する可能性があります。そのため、この処理は推奨できません。

シェーダ要素には、変換処理で mental ray シェーダに変換された標準の 3ds Max マテリアルおよびマップが含むことができます。