ここでは、オブジェクト間の関係を表示、作成、編集できます。階層の作成や、コントローラ、マテリアル、モディファイヤ、または制約条件の割り当てができます。
どのエンティティおよび関係を表示し、作業対象にするのかは、スケマティク ビューの表示フロータで制御できます。スケマティク ビューは、多数のオブジェクトを含む複雑な階層やシーン内の移動に使用します。また、自分が作成していないファイルの構造を理解し、調べるために使用します。
強力な機能の 1 つとして、リスト ビューを挙げることができます。ノードをテキストのリストで表示するもので、条件によってリストをソートできます。リスト ビューは、非常に複雑なシーン内をすばやく移動するために使用できます。スケマティク ビュー内の関係やインスタンスのリスト ビューを使用すれば、シーンにライトが含まれているかどうかや、シーンのパラメータ ワイヤリングを確認できます。インスタンスを表示するか、オブジェクトのオカレンスを一覧表示するかは選択できます。
スケマティク ビューでは、バックグラウンド イメージやグリッドを表示したり、物理的なシーン配置に基づいてノードを自動的に配置したりすることもできます。こうすると、キャラクタの道具のノードの配置がより簡単にできます。
配置は各種方法の中から選べ、自動配置することも、自由に配置することも可能です。ノードのレイアウトは、[スケマティク ビュー](Schematic View)ウィンドウに名前を付けて保存します。バックグラウンド イメージをロードし、ウィンドウのノードをレイアウトするためのテンプレートととして使用できます。
以下に、スケマティク ビューの主要機能を紹介します。
[スケマティク ビュー](Schematic View)ウィンドウでは、すべてのものが名前付きのボックスとして表示されます。これらのオブジェクトの各種状態を示すために、さまざまな規則があります。
エンティティが配置されていることを示します。
エンティティが配置されていないことを示します。
エンティティがアニメートされていることを示します。
このエンティティが、別のエンティティと関係を共有することを示します。
エンティティが[スケマティク ビュー](Schematic View)ウィンドウで選択されていることを示します。
エンティティがビューポートで選択されていることを示します。
このエンティティと子のエンティティをすべて、このエンティティの親のエンティティまで集約します。
このエンティティの子のエンティティを展開表示します。
スケマティク ビューで、新しく表示するノードが既存のノードと重ならないようにします。これは、フリー モードで使用されます。オブジェクトを作成してフリーにしてから別のオブジェクトを作成すると、元のオブジェクトの上に作成されますが、右にずらして表示されるので、どちらのオブジェクトにもアクセスでき、移動できます。
スケマティク ビューでは、インスタンス化されているエンティティのテキストは太字で表示されます。ノードの場合、これはベース オブジェクトのエンティティで示されます。次の例では、Box02 と Box03 がインスタンスになります。
「スケマティク ビューを使用する」を参照してください。
スケマティク ビューのユーザ インタフェースについては、次のトピックを参照してください。