S ディフレクタ スペース ワープ

[S ディフレクタ](SDeflector)スペース ワープは、パーティクルの球状ディフレクタとして使用されます。

[S ディフレクタ](SDeflector)ビューポート アイコン(左側はパーティクル システム)

S ディフレクタがパーティクルに反発

手順

S ディフレクタを作成するには:

  1. [作成](Create)パネルで、 ([スペース ワープ](Space Warps))をクリックします。リストから[ディフレクタ](Deflectors)を選択し、[オブジェクト タイプ](Object Type)ロールアウトで[S ディフレクタ](SDeflector)をクリックします。
  2. ビューポートでドラッグして球状アイコンを作成します。
    注: パーティクルは球状アイコンの周辺から跳ね返るので、アイコンのサイズはパーティクルの偏向に影響を及ぼします。
  3. 適切な方法を使って、ディフレクタをパーティクル システムに適用します。
  4. [S ディフレクタ](SDeflector)アイコンの位置を設定し、パーティクル ストリームを中断します。
  5. 必要に応じて S ディフレクタ パラメータを調整します。

インタフェース

[パーティクル バウンド](Particle Bounce)領域

この領域の設定により、バインドされたパーティクルに対しディフレクタがどのように影響するかが決まります。

バウンド係数
パーティクルがディフレクタから跳ね返る速度を決定します。1.0 のときには、パーティクルは接近したときと同じ速度で跳ね返ります。0 のときには、まったく偏向しません。
変動
設定された[バウンド係数](Bounce)値からの各パーティクルの変動量です。
カオス
反射の完全な角度([カオス](Chaos)編集ボックスが 0.0 に設定されている場合)からの変動量です。100% のとき、反射角度の変動は最大 90 度までです。
摩擦
パーティクルがディフレクタの表面を移動するときの減速度です。0% ではまったく減速しません。50% では初期速度の半分に減速します。100% では表面に接した瞬間に静止します。既定値は 0 % です。指定できる範囲は 0 ~ 100% です。
ヒント: ディフレクタの表面にパーティクルをスライドさせるには、[バウンド係数](Bounce)を 0 (ゼロ)に設定します。また、風や重力などのフォースの影響がある場合を除き、スライドさせるパーティクルは 90 度以外の角度で表面に接するようにします。
速度を継承
この値が 0(ゼロ)よりも大きい場合、ディフレクタのモーションはパーティクルだけでなく他の設定にも影響を与えます。たとえば、パーティクルの受動的アレーを通過する S ディフレクタをアニメートするには、この値を大きくするとパーティクルに影響が出ます。

[アイコンを表示](Display Icon)領域

このオプションは、アイコンの表示に影響します。

直径

S ディフレクタ アイコンの直径を指定します。この設定は、偏向の効果も変えます。パーティクルがアイコンの周辺から跳ね返るからです。アイコンのスケールもパーティクルに影響を及ぼします。