パーティクル フローは 3ds Max 用の用途の広い強力なパーティクル システムです。このシステムでは、パーティクル ビューと呼ばれる特殊なダイアログ ボックスを使用したイベント駆動型モデルを採用しています。パーティクル ビューでは、シェイプ、速度、方向、および回転周期といったパーティクルのプロパティを記述する個々のオペレータを結合して、イベントと呼ばれるグループを構成します。各オペレータでは一連のパラメータが提供されており、これらの多くは、イベント実行中のパーティクルの動作を変更するためにアニメートできます。イベントが発生すると、パーティクル フローではリスト内のオペレータが次々と実行され、パーティクル システムが更新されていきます。
パーティクルのプロパティや動作を更に大幅に変更する場合は、フローを作成します。フローは、テストを使用して、イベント間でパーティクルを送信します。これによって、イベントにひと続きにワイヤが張られます。テストでは、たとえば、パーティクルが特定のエージを超えているかどうか、その移動速度、ディフレクタに衝突したかどうかなどをチェックします。テストをパスしたパーティクルは次のイベントに移っていきますが、テストの基準を満たさなかったパーティクルは現在のイベントに残り、他のテストを受けることになります。