[視野](Field-of-View)ボタン

[視野](Field-of-View)(FOV)を使用すると、表示するシーンの量とパース フレアの量を調整できます。

視野を変えることはカメラレンズを交換するのと同じ効果が得られます。

上: 視野が狭い

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下: 視野が広い

このボタンはズームに似た効果がありますが、実際にはパースが変更され、その結果、ビューポートの歪みも増減されます。

パース ビューポートの[視野](Field-of-View)では、焦点を人間の目の位置にしたときの角度でビューの幅を定義し、ビューの両側を終点とします。

カメラ ビューポートでは、[視野](Field-of-View)はカメラのビューの幅を制御し、カメラの範囲の円弧を角度で表示します。選択したカメラについて、[視野](FOV)および[レンズ](Lens)パラメータを調整して、ビューポートで設定した[視野](FOV)のチューニングを直接行うことができます。後述する手順の「[視野](FOV)でカメラ パラメータを使用するには」を参照してください。

手順

ビューポートの視野を調節するには:

  1. パース ビューポートまたはカメラ ビューポートをアクティブにします。
  2. [視野](Field-of-View)ボタンをクリックします。

    ボタンをオンにすると、ハイライト表示されます。

  3. ビューポート内でマウスをドラッグして、視野の角度を調整します。
    • 下にドラッグすると、視野の角度が広がり(角度が大きくなり)、レンズ長が短くなります。シーンの可視範囲が広がり、パースが大きくなります。
    • 上にドラッグすると、視野の角度の幅が狭くなり(角度が小さくなり)、レンズ長が長くなります。シーンの可視範囲が狭くなり、パースが平坦になります。
  4. ボタンをオフにするには、Esc を押すか、右クリックします。

パース ビューで視野値を入力するには:

  1. [パース](Perspective)ビューポートをアクティブにします。
  2. ([視野](Field-of-View))ボタンを右クリックし、[ビューポート設定](Viewport Configuration)ダイアログ ボックスを表示します。
  3. [レンダリング方法](Rendering Method)パネルをクリックします。
  4. [パース ビュー](Perspective User View)領域の[視野](FOV)フィールドに角度を入力します。
  5. [OK]ボタンをクリックして変更を実行します。

[視野](FOV)をカメラ パラメータで使用するには:

  1. カメラ ビューポートをアクティブにします。
  2. H を押し、[シーンから選択](Select From Scene)ダイアログ ボックスを表示して、ビューポートのカメラを選択します。
  3. [修正](Modify)パネルに移動し、カメラの[パラメータ](Parameters)ロールアウトを表示します。
  4. ビューポートで[視野](Field-of-View)ボタンをドラッグすると、[視野](Field-of-View)と[レンズ](Lens)のパラメータがインタラクティブに更新されます。
  5. [視野](FOV)と[レンズ](Lens)のパラメータを直接設定するか、[ストック レンズ](Stock Lenses)領域のボタンをクリックします。
    注: カメラとともに保存されるのは[視野](FOV)編集ボックスの値だけです。レンズの値(焦点距離)は、視野を表現および選択する 1 つの方法にすぎません。

    共通カメラ パラメータを参照してください。

    注: カメラ ビューポートで[パース](Perspective)ボタンを使用すると、カメラをドーリーしながら視野を変更できます。
親トピック: [視野](Field-of-View)フライアウト