レイトレース マテリアル コントロールの[レイトレース コントロール](Raytracer Controls)ロールアウトでは、レイトレースそのものの操作を制御します。したがってレンダリング パフォーマンスが向上します。
レイトレースがオフでも、[レイトレース](Raytrace)マテリアルと[レイトレース](Raytrace)マップでは、シーンの環境マップや[レイトレース](Raytrace)マテリアルに割り当てられた環境マップを含めた環境の反射や屈折が行われます。
オブジェクトにその本体が映る可能性があります。たとえば、ティーポットの本体には持ち手の部分が反射されますが、球ではそのようなことは決してありません。この効果が不要であれば、この切り替えをオフにしてレンダリング時間を節約することもできます。
既定値では、レイトレース マテリアルとレイトレース マップはマテリアルの ID に割り当てられた効果を反射するので、G-バッファ効果は失われません。たとえば、レイトレースされたオブジェクトがビデオ ポストのグロー フィルタ(レンズ エフェクト グロー)で光るランプを反射すると、その反射も同じように光ります。
この 2 つのチェック ボックスでは、このマテリアルの反射や屈折のレイトレースのオンとオフを切り替えます。 レイトレース マテリアルで反射と屈折だけを作成する場合は、レンダリングにかかる時間を短縮するため、使用しないチェック ボックスのチェックマークを消します。
ローカルに除外されるオブジェクトは、対象マテリアルからのみ除外されます。
この領域内のコントロールを使用して、レイトレースされたマップとマテリアルのグローバルなアンチエイリアシング設定を無効にします。アンチエイリアシングがグローバルにオフになっている場合は使用できません。アンチエイリアシングをグローバルにオンにするには、[レンダリング](Rendering) [レイトレース グローバル](Raytracer Global)を選択して[レイトレーサ グローバル パラメータ](Raytracer Global Parameters)ロールアウトを表示します。
...をクリックし、[レイトレーサ グローバル パラメータ](Raytracer Global Parameters)ロールアウトを開きます。
... をクリックし、[高速アダプティブ アンチエイリアス](Fast Adaptive Antialiaser)ダイアログ ボックスを開きます。
... をクリックし、[マルチ解像度アダプティブ アンチエイリアス](Multiresolution Adaptive Antialiaser)ダイアログ ボックスを開きます。
アンチエイリアスの設定をローカルで変更すると、そのアンチエイリアスのグローバル設定は影響を受けません。