メッシュ ジオメトリをチェックし、有効になっていることを確認します。
メッシュの検証は、テクスチャ チャネルと[編集可能メッシュ](Editable Mesh)および[編集可能ポリゴン](Editable Poly)オブジェクトのトポロジをチェックすることにより、3ds Max の信頼性を保証します。アクティブにすると、[メッシュの検査](Mesh Inspector)は次の場合にメッシュを検証します。
メッシュの検査は、次の種類のエラーを検索します。
レベル 1 のエラー:
- 割り当てられていないテクスチャ マップ チャネル
- 割り当てられていないテクスチャ面マップ チャネル
- 割り当てられていないテクスチャ頂点マップ チャネル
- 十分なテクスチャ マップ面が割り当てられていない
- テクスチャ マップ チャンネルの範囲外の配列インデックス
- テクスチャ マップ チャンネルの面の角度の不一致(ポリゴン メッシュのみ)
レベル 2 のエラー:
- 不正な頂点値(1/0 と +/- 無限大など)
- 無効な構造への参照
- 縮退した面(ポリゴン メッシュのみ)
- 突出したエッジ(ポリゴン メッシュのみ)
- 角度のない面(ポリゴン メッシュのみ)
[メッシュの検査](Mesh Inspector)は 2 つのパスを実行します。最初にレベル 1 のエラーをチェックして修復します。レベル 1 のエラーを修復するときは、トポロジを変更する必要がなく、エラーがサイレントに修復されます。次に、レベル 2 のエラーをチェックします。レベル 2 のエラーを修復するときは、トポロジの変更が必要であり、[メッシュの自動修復](Mesh Auto Repair)をオフにした場合は、修復を行うかどうかを尋ねる[メッシュの検証](Mesh Inspector)ダイアログ ボックスが開きます。
メッシュの検証が有効で、[メッシュの自動修復](Mesh Auto Repair)がオンになっている場合は、レベル 1 とレベル 2 のエラーがサイレントに修復され、[メッシュの検証](Mesh Inspector)ダイアログ ボックスは表示されません。
インタフェース
- ノード名(Node Name)
- エラーのあるオブジェクトの名前を表示します。
- エラー数(Error Count)
- 見つかったエラーの数が表示されます。
- [エラー ウィンドウ]
- 見つかったエラーについて説明します。
- すべてを修復(Repair All)
- クリックすると、これ以上のインタラクションなしに、シーン内のすべてのエラーを修復します。
- 修復(Repair)
- クリックすると、現在のオブジェクトを修復します。シーン内の他のオブジェクトにエラーがある場合は、[メッシュの検証](Mesh Inspector)ダイアログ ボックスが再度表示されます。
- 詳細を表示(Show Details)
- クリックすると、ログ ファイル(
max.log
)が開き、詳細なエラー メッセージが表示されます。メッシュの検証からのメッセージは、ログの下部に表示されます。
注: ログ ファイルのエラー メッセージでは、「NAN」が「非数値」を、「MNMesh」が「編集可能ポリゴン」をそれぞれ表します。
- すべてスキップ(Skip All)
- クリックすると、レベル 2 のすべてのエラーを修正しないままにします。
注: ([閉じる](Close))をクリックして[メッシュの検証](Mesh Inspector)ダイアログ ボックスを閉じると、現在のオブジェクトの修復がスキップされます。シーン内の他のオブジェクトにエラーがある場合は、[メッシュの検証](Mesh Inspector)ダイアログ ボックスが再度表示されます。