RuntimeRequirements 要素リファレンス

RuntimeRequirements 要素は、アプリケーション パッケージコンポーネント、およびComponentEntry 要素が適用されるオペレーティング システム、プラットフォーム、リリース、言語をコントロールするために推奨および使用されます。

この要素を含めないと、すべてのコンポーネントがすべての AutoCAD および AutoCAD ベースの製品、バージョン、およびオペレーティング システムと互換性があるとみなされます。

注: この要素は省略可能ですが、プラグインを元々テストしていない Mac OS または他のプラットフォームにプラグインがインストールされる可能性があります。そのため、この要素を使用して、プラグインをロードできる場合にコントロールすることが推奨されます。

RuntimeRequirements 要素には、次の任意の属性を付加できます。

属性

説明

OS

動作環境としてサポートするオペレーティング システムです。

サポートされる値は、「Mac」、「Win32」、または「Win64」です。省略すると、プラグインはすべてのオペレーティング システムをサポートするとみなされます。複数のオペレーティング システムを指定するには、値を「|」記号で区切ります(例: OS="Win32|Win64" など)。

注: AutoLISP アプリケーション、.NET アプリケーション、CUIx ファイルを複数のオペレーティング システムで使用できます。

Platform

対象の AutoCAD、または AutoCAD ベース製品です。

AutoCAD ベースの製品のいずれかに固有の API を使用していて、その API を AutoCAD または他の AutoCAD ベースの製品で使用できない場合に使用する必要があります。複数の AutoCAD プラットフォームを指定するには、値を「|」記号で区切ります。

有効な値は次のとおりです。

  • ACADE - AutoCAD Electrical
  • ACADM - AutoCAD Mechanical
  • ACLT - AutoCAD LT
  • ADT - Architectural Desktop
  • AIP - Inventor Professional
  • AIPRS - Inventor Professional for Routed Systems
  • AIPSIM - Inventor Professional for Simulation
  • AIS - Inventor Series
  • AOEM - AutoCAD OEM
  • AutoCAD - AutoCAD
  • AutoCAD* - すべての AutoCAD ベース製品
  • Civil - Autodesk Civil
  • Civil3D - Autodesk Civil 3D
  • LDT - Land Desktop
  • Map - AutoCAD Map 3D
  • MEP - AutoCAD MEP
  • Plant3D - AutoCAD Plant 3D
  • PNID - AutoCAD P & ID - 2D

SeriesMin

コンポーネント セットがサポートする最も古い AutoCAD リリース番号を定義します。

値にはメジャー バージョン番号(R20)または特定のバージョン(R20.1)を指定できます。AutoCAD のバージョン番号は、Windows レジストリで確認するか、システム変数 ACADVER で取得できます。

この属性と SeriesMax を指定しない場合、すべてのコンポーネントはすべての AutoCAD リリースと互換性があるとみなされます。この値を省略すると、SeriesMax 属性で指定したバージョン以前のバージョンはすべてサポートされます。

SeriesMax

コンポーネント セットがサポートする最も新しい AutoCAD リリース番号を定義します。

この値を省略すると、SeriesMin 属性で指定したバージョン以降のバージョンはすべてサポートされます。

SupportPath

このコンポーネント セットが使用するサポート パスをセミコロンで区切ったリストです。サポート パスは、プラグイン バンドルへの相対パスにする必要があります。

ローカライズしたサポート パスを指定するには、SupportPath とロケール コードを組み合わせます。

ToolPalettePath

このコンポーネント セットが使用するツール パレット パスをセミコロンで区切ったリストです。ツール パレット パスは、プラグイン バンドルへの相対パスにする必要があります。

ローカライズしたツール パレット パスを指定するには、ToolPalettePath とロケール コードを組み合わせます。