
密度マスクをペイントしてヘアの表示場所をコントロールする
密度マスクを作成すると、バインドされたメッシュ サーフェスの特定領域にヘアが表示されないようブロックできます。密度マスクは、ヘア ラインとヘアのない部分を作成する場合やグルーミングの任意の領域でヘアをマスクする場合に便利です。
注: これらのワークフローを使用して、ガイド(Guide)モディファイアの領域マスク(Region Mask)アトリビュートに対してマスクを作成することができます。
- インタラクティブ グルーミング エディタ(Interactive Groom Editor)で、description_base ノードを選択します。
- アトリビュート エディタ(Attribute Editor)で、ジェネレータ(Generator)セクションを展開します。
- 密度マスク(Density Mask)の横にある、このアイコン
をクリックします。
- マップの作成オプション(Create Map Options)ウィンドウで、以下を実行します。
- サイズ(Size)を 2048 または 4096 に設定します。
テクスチャ ファイルの解像度を高くするほど、マスクの精度は高くなります。
- スタート カラー(Start Color)を白(White)または黒(Black)に設定します。
白(White)に設定した場合、すべてのヘアが表示されるように、メッシュ全体で初期マップ値は 1 になります。白の上に黒をペイントすると、マップ値は 1 から 0 (ゼロ)に変わり、ヘアがペイントされた領域に表示されなくなります。また、スタート カラー(Start Color)を黒(Black)に設定して、ヘアを表示させる領域を白にペイントすることができます。
- 他のすべてのオプションを目的の設定値に設定して、作成(Create)をクリックします。
- (オプション)3D ペイント ツール(3D Paint Tool)設定のファイル テクスチャ(File Texture)セクションで、継ぎ目カラーの延長(Extend seam color)をオンにして、継ぎ目に沿ってアーティファクトを最小化します。
- カラー(Color)に黒または白を選択してマスクをペイントする
ヒント: ペイントする前に、
インタラクティブ グルーミング エディタ(Interactive Groom Editor)のディスクリプションの横にあるこの

をクリックして、ヘアを非表示にします。
マスクをペイントすることでモディファイア アトリビュートをコントロールする
モディファイア アトリビュート値をコントロールするために、メッシュ上にマスクをペイントすることができます。アトリビュートにマスクを割り当てると、その現在の値に対する乗数として、カラーベースのマップ値を使用します。たとえば、メッシュ上にグレーのマスクをペイントすると、ペイントされた領域内のアトリビュートが 0.5 で乗算されます
- インタラクティブ グルーミング エディタ(Interactive Groom Editor)でモディファイアを選択します。
- アトリビュート エディタ(Attribute Editor)内でモディファイアのマスク(Mask)アトリビュートを特定します。
- マスク(Mask)の横にある、このアイコン
をクリックします。
- 上記の「密度マスクをペイントしてヘアの表示場所をコントロールする」の手順 4〜6 を実行します。モディファイア アトリビュートに対してマスクを作成する場合、目的のエフェクトに最適なスタート カラー(Start Color)設定を選択します。たとえば、マップの開始値をアトリビュートの現在の値に設定できます。スタート カラー(Start Color)の詳細については、「マップの作成オプション(Create Map Options)」を参照してください。