カラー テクスチャを高解像度オブジェクトから低解像度オブジェクトに転送すると、ベース カラーが単に転送されて、シェーディング(アルベド)は転送されません。この技法は、シェーディングに 3D 環境を利用する場合に便利です。
Turtle でカラーテクスチャを転送するには
- サーフェスの転送を設定します。「Turtle を使用してサーフェス転送を設定する」を参照してください。
- テクスチャのベイク処理ビュー(Texture Baking View)ウィンドウ(ウィンドウ > マテリアル/テクスチャのベイク処理エディタ > テクスチャのベイク処理ビュー(Window > Material/Texture Baking Editors > Texture Baking View))を開きます。
- テクスチャのベイク処理ビュー(Texture Baking View)ツールバーで
をクリックして、テクスチャのベイク処理設定(Texture Baking Settings)を開きます。
- テクスチャのベイク処理設定(Texture Baking Settings)のベイク処理(Baking)タブで次の操作を行います。
- (オプション)イメージ ファイルのサイズをコントロールするには、テクスチャのベイク処理設定(Texture Bake Settings)で幅(Width)および高さ(Height)設定を調整します。
- 出力 > シェーダ出力(Outputs > Shader Outputs)設定で、フル シェーディング(Full Shading)を無効にして、アルベド(Albedo)を有効にします。
- 高解像度オブジェクトおよび低解像度オブジェクトをビューポートに表示されることを確認します。
- テクスチャのベイク処理ビュー(Texture Baking View)ウィンドウ(ウィンドウ > マテリアル/テクスチャのベイク処理エディタ > テクスチャのベイク処理ビュー(Window > Material/Texture Baking Editors > Texture Baking View))を開きます。
- ツールバーで
をクリックし、テクスチャのベイク処理を開始します。
テクスチャのベイク処理ビュー(Texture Baking View)ウィンドウに、作成されたイメージが表示されます。ファイルはturtle/bakedTextures フォルダに配置されています。このイメージ ファイルを低解像度オブジェクトのマテリアルに割り当てられるようになりました。
- 低解像度オブジェクトを選択し、アトリビュート エディタ(Attribute Editor)を開きます。
- オブジェクトのマテリアル ノードを選択します。
- 共通マテリアル アトリビュート(Common Material Attributes)セクションで、
カラー(Color)アトリビュートの横にあるマップ ボタン をクリックします。
- 表示されたシェーディング ノードを作成(Create Shading Node)ウィンドウで、ファイル(File)テクスチャを選択します。
アトリビュート エディタにファイル(File)ノードが表示されます。
- アトリビュート エディタ(Attribute Editor)で、ファイル(File)ノードのファイル アトリビュート(File Attributes)セクションを展開します。
- イメージの名前(Image Name)アトリビュートの横にあるフォルダをクリックして、turtle/bakedTextures フォルダ内のイメージを選択します。
高解像度オブジェクトのカラー テクスチャが低解像度オブジェクトに表示されます。