ドリル孔ツールパス

ドリル孔(多頭ボール盤)は、ルーターの稼動部に取り付けられた複数のドリルです。従来、キャビネットの製造過程で、複数の孔を同時に加工するのに使用されています。ドリル孔ツールパスは、ベクトル アートワークに含まれている各ベクトル(通常は円)の中心を孔あけします。

使用しているマシンのドリルの数と一致した、「L」 「+」 「T」 などの形状のドリル孔を加工するツールパスを作成します。ArtCAM はジオメトリの形状を考慮し、XY 軸のすべての 32mm (1.26") ピッチの孔にツールパスを適用します。32mm (1.26") ピッチは、多くのマシンの標準値です。

ドリル孔のレイアウトを定義する、ベクトル アートワークを選択します。次の例では、ドリル直径 5 mm (0.197 インチ) の円を使用しています。その円を、32 mm (1.26 インチ) のオフセットで、XY 方向に 5 列、配列コピーしています。 このオフセット値は、ヨーロッパ標準の 32mm に相当します。

ツールパス パネルの ドリル孔ツールパスを作成 をクリックして、ドリル孔 パネルを表示します。

ツールパスを生成すると、そのツールパスのシミュレーションができるようになります。

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