ストラテジー タブの 多重加工オプション をクリックして、多重加工オプション ダイアログを表示します。
オフセット方法 - ワイヤー パスのオフセットを、マシンの工具径補正で行うか、それとも FeatureCAM で行うかを制御します。オフセットをマシンで実行する場合は 工具径補正、FeatureCAM で実行する場合は ツールパス オフセット を選択します。
パス数 - 加工パスの回数を入力します。フィーチャーに、リトラクト、停止、切落しのいずれかの工程がある場合、各工程のパスは パス数 から 輪郭パス数 を引いた回数となります。フィーチャーに輪郭工程がある場合、パス数 は最低でも 2 に設定しなければなりません。パス数 には、1 から 9 までの値を設定することができます。
輪郭パス数 - リトラクト、停止、輪郭工程の、輪郭加工パスの回数です。
各カーブのすべての工程を始めに加工 - フィーチャーに複数のカーブがある場合、1 つのカーブ内のすべてのパスを加工してから次のカーブに移動します。このオプションが選択されていない場合、すべてのカーブの最初の工程を加工してから、次の工程に移動します。
各カーブの最初のパスを始めに加工 - フィーチャーに複数のカーブがある場合、マルチパス工程を使用してこのオプションを選択し、(1 つのカーブ内のすべてのパスを加工してから次のカーブに移動するのではなく)すべてのカーブの最初の工程を始めに加工します。
ワンパスで切落し - 単一のパスで切落し工程を実行します。切落し工程をリトラクト工程とともに行う場合、このオプションを選択解除して、リトラクト工程と同じパス数で切落し工程を実行します。
残し代 - リトラクト、切落し、停止、輪郭工程の後に残しておく材料の量を入力します。
- 残し代
- 輪郭残し代
- 全取り代
一方向 - オフセット方法 が 工具径補正 の、輪郭、停止、リトラクト、切落し工程に適用されるプロパティです。
マルチパスの場合、1 つのパスの次のパスの加工方向は逆にはなりません。すべてのパスが指定の方向で実行されます。各パスの最後でワイヤーが切断され、マシンは次のパスの始点に再配置されます。
可能なサブプログラムを使用 - オフセット方法 が 工具径補正 の、輪郭、停止、リトラクト、切落し工程に適用されるプロパティです。2 軸フィーチャーのみで利用することができます。
このオプションは、工程を加工するためのサブプログラムの自動作成を有効にします。サブプログラムのフォーマットや出力を、ポスト プロセッサーで定義しなければなりません。サブプログラムの使用は、プログラムの連鎖を作成するのに有用です。この場合、加工の各輪郭は別々のサブプログラムに書き込まれます。これにより、メインの呼び出しプログラムには、次の始点への移動に必要な動作のみが含まれます。
一方向 を選択したマルチパスでは、1 つのパスのみが含まれた 1 つのマクロが出力されます。