孔 - 工具選択

孔あけの最初のステップは、孔のタイプの決定です。その後、孔を加工するための工程を決定します。FeatureCAM は、設定内容を分析して工具を決定します。工程タイプ別の使用可能な工具は、次の表のとおりです。

工程タイプ

自動選択される工具

使用可能な工具(ユーザー選択)

備考

スポット ドリル

スポット ドリル、センター ドリル

スポット ドリル、センター ドリル、カウンター シンク

自動選択は、スポット ドリル優先、または、センター ドリル優先 のプリファレンスに基づきます。

面取り

カウンター シンク

スポット ドリル、センター ドリル、カウンター シンク、面取り

工具直径が孔の直径に満たない場合、円弧補間を実行します。90 度の刃先角を持たない工具で、自動選択された工具をオーバーライドすることはできますが、面取りは 90 度にはなりません。

工具エンドで切削しないよう、工具直径は面取り外径に 1.1 を乗算して算出されます。

ツイスト ドリル

ツイスト ドリル

ツイスト ドリル、エンド ミル

エンド ミルでは、直径が孔の直径よりも小さい場合でも、円弧補間は実行されません。円状ポケットをフライス加工する場合は、段付きボーリング フィーチャー を参照してください。

ボーリング

ボーリング バー

ボーリング バー

深座ぐり

深座ぐり

深座ぐり、エンド ミル

工具直径が深座ぐりの直径に満たない場合、円弧補間を実行します。

リーマ

リーマ

リーマ

タッピング

タッピング

タッピング

止まり孔には、ファスト スパイラルのプラグ タッピングが推奨されています。貫通孔には、ガン スタイルのプラグ タッピングが必要です。

孔あけに最も重要なのは、直径と長さです。選択基準を満たす工具が見つからない場合、エラーが表示されます。

工具は、加工初期設定 ダイアログ、工具選択 ページの 工具直径トレランス に基づいて選択されます。

関連トピック

工具グループ (工具タイプごとの詳細)