Quantification では、数量拾いに使用するファイルのプロパティ マッピングを修正できます。Quantification の項目カタログでは、個別またはグローバルのレベルでプロパティ マッピングをカスタマイズすることができます。このレベルのカスタマイズは、大半のプロジェクトにとって十分なものであり、数量拾いプロパティを修正する場合の最初の手順となります。さらに細かい技術的なカスタマイズを行う場合は、XML の数量拾いプロパティ マッピング ファイルを編集することができます。Autodesk Navisworks 2014 で作成したプロパティ マッピングは、2014 または Autodesk Navisworks 2018 の両方で使用することができます。
このプロセスで重要な部分は、[項目を検索]ウィンドウで特定のモデル プロパティを持つ項目を検索し、それらのプロパティを XML ファイルにエクスポートし、それらを修正して、選択した数量拾いプロパティをマッピングすることです。[項目を検索]ウィンドウと[プロパティ]ウィンドウを並べて表示すると便利な場合があります。
上の画像で、[項目を検索]ウィンドウ(左)の[要素]カテゴリが[プロパティ]ウィンドウ(右)の[要素]タブとしてどのように表示されているか、また[高さ指定]が各ウィンドウの[プロパティ]列にどのように表示されているかに注目してください。これで、次に示すように[項目を検索]ウィンドウでエクスポートを行い、XML ファイルを生成することができます。[要素]と[高さ指定]がどのようにコード化されているかに注目してください。
これで、ファイルのさまざまなノードやコード セクションでこれらのプロパティやその他のプロパティをカスタマイズして、特定の数量拾いプロパティにマッピングすることができます。この場合は、[高さ指定]を数量拾いプロパティ[高さ]にマッピングできます。次に、これらをマスター マップ(TakeoffPropertyMap.xml)または新しいマップにコピーします。いったん保存した後に Quantification を再び開くと、新しいプロパティ値が表示されます。3 つの異なるカスタマイズ シナリオを説明する 3 つのトピックを用意しました。