Saving プリファレンス に用意されている埋め込みメディアに関する新しい設定を使用すると、元のファイル パスを維持しながら、メディア ファイルに固有の場所をローカルに選択することができます。また、ファイルが埋め込まれたシーンを保存する前に表示される警告を有効にすることもできます。
File メニューに Clean Up Scene という新しいツールが追加されて、シーンから空のアセットや未使用のアセットを削除できるようになりました。この機能を使用すると、シーンを整理し、ファイル サイズを小さくすることができます。「Clean Up Scene でファイル サイズを削減する」を参照してください。
次の更新および修正により、Story ウィンドウの全体的なパフォーマンスが向上しました。
をクリックするか、Story コンテキスト メニューで Maintain Shot and Shot Clip Lengths Synced をオンにします。このモードが影響するのは、ショットとショット クリップのみです。その他のタイプのクリップ(アニメーション、オーディオ、ビデオ)には影響しません。このモードを使用する前に、Time Discontinuity および Loop Mode をオンにしておく必要があります。
を無効にします。
が表示されるまで
ボタンをクリックします。このオプションがアクティブな場合、タイム カーソルが最初のテイクの末尾に達すると、次のテイクが自動的に再生されます。最終テイクの末尾に達すると、再生は停止します。
アニメーターは、Character Controls ウィンドウの Controls タブにある新しい Pinning Presets アイコン
を使用して、使用頻度の高いピン設定を保存できます。Translation ピンおよび Rotation ピン値を一意のプリセット ファイルに保存し、それぞれ異なるピン値を含む複数のプリセット ファイルを保存できるようになりました。プリセットはいつでもロードできるため、同じエフェクタに対してピンおよび固定解除を繰り返す必要はなくなります。「コントロール リグ エフェクタのピン」および「Control タブのツールバー」を参照してください。
Application.txt 環境設定ファイル内の新しいオプションを使用して、Character Controls が開くタイミングをコントロールできます。既定では、新しいキャラクタまたはアクターがロードされると、Character Contols が自動的に開きます。この動作を無効にするには、新しい PopUpCharachterControlonce オプションを No に設定します。
新しいキャラクタを作成するときにキャラクタの HumanFingerLimits プロパティ値をコントロールする、新しい Human Finger Limits プリファレンス(Settings > Preferences > Character)が追加されました。このプリファレンスは、既定でオフになっています。「Character プリファレンス」を参照してください。
MotionBuilder 2019 には、さまざまなバグが修正された最新バージョンの FBX (2019.5)が導入されています。
bc6 または bc7 形式で圧縮された DDS イメージ ファイルを MotionBuilder でネイティブに開けるようになりました。
Linux で MotionBuilder を実行している場合に、LTC デバイスを使用できるようになりました。
MotionBuilder をバッチ処理モードで実行し、インタフェースを通さずにコマンドを実行できるようになりました。そのためには、MotionBuilderを起動するときに -batch フラグを使用する必要があります。batch フラグは通常、-F フラグで設定可能な Python スクリプトを実行する場合に使用します。「コマンドラインから MotionBuilder を起動する場合」を参照してください。
MotionBuilder 2019 には精度の高いティック レートが導入され、Maya に合わせて稼働率の精度が調整されています。作業中は新しいレートが使用されますが、保存中は以前のレートが使用されます。このため、作業中は精度が上がりますが、保存中はこれまでと同じ精度になります。
Python Editor が C: ¥Users¥[username]¥Documents¥MB¥[version]-x64¥config¥Python¥pythonidelib_init.py ファイルの内容を参照するようになり、ユーザは起動時にショートカット変数などの特定のコードを実行できるようになりました。このファイルが存在しない場合は、MotionBuilder によって作成されます。たとえば、scn = FBSystem().Scene を pythonidelib_init.py に追加すると、Python Editor を起動するたびに、このエディタでショートカット変数 scn を使用できるようになります。
MotionBuilder ヘルプの目次から SDK ヘルプ トピックに直接アクセスしたり、ヘルプ システムの強化された検索機能を使用したりできます。