ジオメトリックアイテムで、パーツの一部の軸のみロックが可能な場合、ジオメトリックアイテムと、ガイド検査ポイントの組合せを使用して、RPS アライメントを作成することができます。ジオメトリックアイテムは、選択した軸のロックに使用され、ポイントは残りの拘束の作成に使用されます。この例では、円、および、インペラーのブレード周囲の検査ポイントを使用して、RPS アライメントを作成する方法を説明します。
RPS アライメントの作成方法 － サーフェス検査ポイント使用
- アライメントに必要なジオメトリックフィーチャーを作成します。
- ガイドサーフェスポイント を含む、サーフェス検査グループを作成します。注: ガイド サーフェス ポイントは、CNC マシンおよび手動マシンの検査を作成する場合にのみ使用できます。
- [ホーム]タブ > [作成]パネル > [アライメント] > [RPS アライメント]をクリックし、表示される[RPS アライメント定義]ダイアログで、アライメントの名前を入力します。
- アライメントに使用するジオメトリックアイテムを選択します。次の例では、フィーチャー全体が使用され、かつ[IJK をロック]が選択されているため、3 つの移動軸および 2 つの回転軸が円 1 によってロックされます。
- アライメントに使用する検査ポイントを選択します。例:
ロック 列は、各ポイントの法線を表示します。
- 全ての検査ポイントを追加したら、OK をクリックしてアライメントを作成し、ダイアログを閉じます。
- フィーチャーを測定します。PowerInspect では、アライメントの最適化によって、ベストフィットが作成されます。また、[RPS アライメント定義]ダイアログ、[情報]タブ、[レポート]タブに、測定値の標準偏差が表示されます。