建物モデルの容積全体を占めるすべてのエリアでスペースが配置(作成)されている場合にのみ、正確な冷暖房負荷分析を行うことができます。
スペースは、境界付き、準境界付き、または境界なしのいずれかのエリアに配置します。
後者の 2 つのスペースでは、エリアを完全に拘束するにはスペース分割線などの部屋境界コンポーネントが必要です。スペースの算定高さはその参照レベル(既定の設定)の 0' 0" (0.00 mm)上です。
Revit では、部屋の境界要素がすべて金色でハイライト表示され、警告が表示されます。現在のビューに表示されないものも含め、モデルにある部屋の境界要素をすべて示すリストを表示するには、警告ダイアログの[展開]をクリックします。警告を終了し、ハイライト表示を解除するには、[閉じる]をクリックします。
スペースが配置されると、スペースは[未指定]のゾーンに追加されます。各スペースをゾーンに割り当ててください。これにより、未指定ゾーンからスペースが削除されます。
スペースの配置が完了すると、建物モデル内にある全ての占有、非占有エリアはスペースが割り当てられ、シェーディング表示されていなくてはなりません。エリアがシェーディングされていない場合は、それらを解決する必要があります。シェーディングされていないエリアは、通常、EV シャフトや設備用シャフト、狭小スペースです。[冷暖房負荷]ダイアログでシェーディングされた 3D 解析モデルを検査し、ギャップを検出することができます。
スペースが配置されると、スペースは[未指定]のゾーンに追加されます。各スペースをゾーンに割り当ててください。これにより、未指定ゾーンからスペースが削除されます。