自動調整スペースの境界オブジェクトを更新(たとえば、壁を別の位置に移動)しても、スペースは更新されません。場合によって解決策のヒント アイコンが表示されることもありますが、そうでない場合は更新されないだけです。
プロパティ パレットの[自動調整]設定が[はい]に設定されていることを確認します。間違って[いいえ]に設定されていると、スペースと境界オブジェクトとの関連付けは失われます。スペースは更新されなくなりますが、解決策のヒント アイコンは表示されます。
ジオメトリの変更が発生するたびに自動調整スペースが自動更新されないように選択することができます。これはパフォーマンスの向上に役立ちます。[オプション]ダイアログの[AEC オブジェクト設定]タブで、[自動調整スペースを更新]オプションをオフにすると、スペースは境界オブジェクトの変更に自動的には反応しなくなります。自動更新オプションをオンに戻すか、自動更新が不要な場合はスペースを選択し、 をクリックします。
ジオメトリの変更によって、境界オブジェクトのギャップが不用意に開かれていないことを確認します。これは、壁を、隣接する壁と交差しない位置に移動したときに発生します。壁を、境界オブジェクトとして定義されていなくて同じクリーンアップ グループに存在する他の壁と交差するように移動した場合にも発生します。
[スペースのジオメトリを更新]コマンドは、現在のビューポートのズームの値を使用します。つまり、スペースの生成から更新までの間に、作図領域を拡大ズームした場合、予期しない結果になる可能性があります。スペースとその境界オブジェクトが完全に表示されるように縮小ズームし、もう一度更新してください。