デジタル証明書を作成するには

自社内で独自のアプリケーションをテストするまたは配布する目的で、デジタル証明書を作成することができます。デジタル証明書は Windows SDK の一部である、[証明書作成]ツール(MakeCert.exe)を使用して作成することができます。MakeCert.exe ツールの詳細は、Microsoft の Web サイト(https://msdn.microsoft.com/library/windows/desktop/aa386968.aspx)に記載されています。

注: カスタム プログラム ファイルをリリースする前に、Symantec や DigiCert ® のようなベンダーからデジタル証明書を取得することをお勧めします。その後、このデジタル証明書を最終リリースに使用します。

次に、MakeCert.exe ツールを使用して秘密鍵とデジタル証明書を作成する例を示します。

"C:\Program Files\Microsoft SDKs\Windows\v7.1\Bin\MakeCert.exe" -r -sv MyCert.pvk -n "CN=DevABC" MyCert.cer -b 12/22/2014 -e 12/31/2015

デジタル証明書を作成するには、次の操作を行います。

  1. Windowsの[スタート]ボタン [Windows システム ツール] [コマンド プロンプト]をクリックして、Windows の[コマンド プロンプト]を表示します。
  2. Windows の[コマンド プロンプト]ウィンドウで cd %userprofile%¥Documents と入力し、[Enter]を押して[ドキュメント]フォルダを現在の作業フォルダとして設定します。別の作業フォルダを使用する場合は、代わりにその場所を指定します。
  3. MakeCert.exe の場所と、実行する必要がある引数を入力します。
  4. [秘密キーのパスワード作成]ダイアログ ボックスの[パスワード]と[パスワードの確認入力]のテキスト ボックスに、証明書を保護するためのパスワードを入力します。[OK]をクリックします。
  5. [秘密キーのパスワード入力]ダイアログ ボックスで、証明書のパスワードを入力し、[OK]をクリックします。

    秘密鍵(PVK)ファイルと証明書(CER)ファイルが作成されます。