配線接続を追加する

配線接続属性と関連するピン属性を挿入します。

コンポーネントの X?TERMxx (たとえば「X2TERM01」)配線接続点の属性が配線終端のトラップ距離内にある場合、コンポーネントが配線に接続されていると解釈されます。AutoCAD Electrical ツールセットトラップ距離が変更されるのは、[図面プロパティ](または[プロジェクト プロパティ]) [図面形式]ダイアログ ボックスの[形状の大きさを倍数で指定]を変更した場合のみです。

注: 接続ポイントが相互に AutoCAD Electrical ツールセット のトラップ距離内にある場合は、隣接する配線接続間のスペースが狭いコンポーネントが適切に処理されない場合があります。

配線接続属性には、関連する端子文字属性 TERMxx および端子説明属性 TERMDESCxx を含むことができます。「xx」は 2 桁の数字(最小は 01)で、対応する X?TERMxx 配線接続属性と一致するよう使用されます。

接続ポイントを挿入する

  1. [シンボル ビルダ属性エディタ]で、[配線接続]セクションを展開します。
  2. [方向/スタイル]リストで[その他]を選択します。
  3. [配線接続を挿入]ダイアログ ボックスで、[端子スタイル]で[ねじ]を選択します。

    この端子スタイルは、ねじを表すグラフィックと配線接続点の両方を挿入します。

  4. [この環境設定を既定として使用]をオンにします。これにより、シンボル ビルダでは、現在の端子スタイルと尺度を[シンボル ビルダ属性エディタ]の既定として使用します。
  5. [接続方向]で[左 & 上]を選択します。

    これにより、配線をコンポーネントに接続する方向が決まります。

  6. ピン情報の TERM01 の値として「L」を入力します。
  7. ピン情報で X2TERMDESC01 を選択し、[削除]をクリックします。
  8. [挿入]をクリックします。
  9. [配線接続を挿入]ツールを選択し、図に示すように左上隅に端子を挿入します。
    注: 配線接続ポイントを挿入する場合は、常に AutoCAD のスナップ機能を使用してください。
  10. [シンボル ビルダ属性エディタ]に戻って、配線接続の[方向/スタイル]リストを拡張し、[右 & 上]と[ねじ]を選択します。
  11. [配線接続を挿入]ツールを選択し、右上隅に端子を挿入します。

    引き続き配線接続を挿入します。コマンド ライン プロンプトに文字を入力後[Enter]を押すと、その挿入操作は終了します。また、[方向/スタイル]リストから選択することもできます。

  12. 残りの端子を次のように挿入します。

    TERM03: 右

    挿入点: TERM02 の下

    TERM04: 下

    挿入点: 右下コーナー

    TERM05: 下

    挿入点: TERM04 の左側

    TERM06: 下

    挿入点: TERM05 の左側

    TERM07: 下

    挿入点: TERM06 の左側

  13. コマンド プロンプトに戻るには[Enter]を押します。
  14. [シンボル ビルダ属性エディタ]で、[ピン]セクションを拡張します。次のようにピン値を入力します。

    TERM02 : N

    TERM03 : GND

    TERM04 : -

    TERM05 : -

    TERM06 : +

    TERM07 : +

    図面は次のようになります。