部品表マイグレーションウィザードでは、部品表がない図面の部品表を生成します。
部品表マイグレーション ウィザードでは、指定したフォルダ内の図面が解析され、図面上で次の処理が実行されます。
- AutoCAD Mechanical ツールセット 以外の図面を AutoCAD Mechanical ツールセット 形式にマイグレーションします(ある場合)。参照図面から図面の製図規格を取得します。
- 手動パーツ一覧からパーツ参照を生成します。
- パーツ参照を対応するバルーン引出線の矢印に配置します。図面にバルーンが含まれていない場合、またはバルーンのマイグレーションをスキップするよう選択した場合は、図面枠のそばにパーツ参照が配置されます。
- パーツ参照から部品表を構築します。
- 手動パーツ一覧を AutoCAD Mechanical ツールセット のパーツ一覧に置き換えます。
注: パーツ一覧が Microsoft Excel スプレッドシートの形式である場合、ツールによって部品表が生成されますが、パーツ一覧は図面内に配置されません。
- バルーンを AutoCAD Mechanical ツールセット バルーンに置き換えます。
- AutoCAD Mechanical ツールセット 以外の図面枠と表題欄を AMTITLE[表題欄/図面枠挿入]コマンドを使用して作成された図面枠と表題欄に置き換えます。
- フォルダ内の図面間の階層関係を検出し、部品表アタッチを使用して図面を互いにリンクします。
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部品表マイグレーション ウィザードでは、前に作成した抽出テンプレートと参照図面が使用されます。正しいマイグレーションの実行を阻む問題がウィザードで発生した場合は、実際のマイグレーションの実行前にその問題が報告されます。したがって、必要に応じて、戻って問題を修正することも、問題を無視して続けることもできます。
注: 部品表マイグレーション ウィザードでは、Microsoft XML Core Services (MSXML)バージョン 6.0 が必要です。それがコンピュータにインストールされていない場合は、インストールしてから部品表マイグレーション ウィザードを起動します。