Project Explorer から 2D AutoCAD 図面を生成する主要な方法は 2 つあります。最も簡単で迅速な方法は、[2D AutoCAD DWG にクイック書き出し]オプションを使用することです。あるいは、書き出す図面の内容や範囲を詳細にコントロールする必要がある場合や、繰り返し更新が必要になる可能性がある場合は、オブジェクト セットを使用して図面の生成をコントロールすることもできます。
Project Explorer の 2D 図面書き出し機能の目的は、Civil 3D コンテンツを簡略化した 2D バージョンが含まれている DWG ファイルを生成できるようにすることです。書き出されるジオメトリは平面図では同一に見えますが、2D 図形のみで構築する必要があります。ソース Civil 3D 図面に存在するサブサーフェス ジオメトリおよび複雑な関係は、書き出される図面からは除外する必要があります。
結果は、AutoCAD DWG ファイル形式をサポートしている任意のアプリケーションで開くことができる DWG ファイルです。書き出されるファイルのファイル サイズは、可能な限り小さくする必要があります。Project Explorer から書き出された DWG ファイルは、2D 図面作成の理想的な基盤になります。特に、オブジェクト セットを使用して、書き出されたファイルとソース Civil 3D 図面の同期を効果的に保つ場合です。
書き出しプロセスは意図的に Civil 3D 図形(および AutoCAD ブロック)の書き出しのみをサポートし、選択的アプローチを中心に構築されています。オブジェクト セットを使用して Civil 3D 設計のさまざまなパーツを個別の図面に配分することを自動化し、その後図面作成フェーズで一連の XREF を 1 つにまとめることができます。
書き出される図面のサイズは、通常、元のソース ファイルのサイズの何分の 1 かになります。出力用に選択した各オブジェクトをサポートするために必要な画層、線種、フォントのみが、書き出される図面に書き込まれます。
Project Explorer でサポートされているすべての Civil 3D コンテンツを AutoCAD DWG ファイルに書き出すことができます。以下に、いくつかの特定の Civil 3D オブジェクト タイプについて、書き出される図面で予期される結果の概要を示します。
[2D AutoCAD DWG にクイック書き出し]オプションを使用するには、Project Explorer ウィンドウの任意のオブジェクト リスト ペインから 1 つまたは複数のオブジェクトを選択し、右クリック メニューから[2D AutoCAD DWG にクイック書き出し]オプションを選択します。
Project Explorer のオブジェクト セット機能を使用して、複数の 2D DWG ファイルを繰り返し生成または更新することができます。
2D DWG ファイルを生成する新しいオブジェクト セットを作成するには、Project Explorer ウィンドウの任意のオブジェクト リスト ペインから 1 つまたは複数のオブジェクトを選択し、右クリック メニューから[オブジェクト セットに追加] [新規オブジェクト セット]を選択します。
[オブジェクト セットを作成]ウィンドウで、生成する DWG ファイルのファイル名、ファイル タイプ、および出力パスを設定します。次に、Project Explorer ウィンドウ内の[オブジェクト セット]タブにある[アクションを実行]ボタンをクリックすることで、書き出した図面を生成または更新できます。