Project Explorer ウィンドウは、一連のオブジェクト カテゴリ タブに分かれています。各オブジェクト カテゴリ タブには、選択したオブジェクト カテゴリ専用に設計された一連の設計レビュー ツールおよび編集ツールがあります。Civil 3D で何らかの設計変更が適用されると、Project Explorer ウィンドウに表示されるすべての情報が更新されます。
各オブジェクト カテゴリ タブのレイアウトは、通常、2 つまたは 3 つのカスタマイズ可能なペインに分かれています。
選択したオブジェクト カテゴリ内のオブジェクトのリスト、およびリストされたオブジェクトごとの一連のキー パラメータ。白い背景でハイライト表示されているパラメータは、表示されている値をダブルクリックすることで Project Explorer から直接編集できます。赤で表示されているオブジェクトは、何らかの設計違反が存在することを示しています。このようなオブジェクトの上にマウス カーソルを合わせると、ツールチップに違反の性質に関する詳細が表示されます。
サブオブジェクト リスト ペインには、ユーザ インタフェースからオブジェクトを選択したときに入力されるリストが含まれています。リストに表示される各サブオブジェクトの性質は、選択したオブジェクトのタイプによって異なりますが、ポイント、区画セグメント、コリドー基線とリージョン、サーフェス三角形、サーフェス セル、線形または縦断の図形などが含まれます。この場合も、白い背景でハイライト表示されているサブオブジェクト パラメータは、表示されている値をダブルクリックすることで Project Explorer から直接編集できます。赤で表示されているサブオブジェクト要素は、何らかの設計違反が存在することを示しています。このようなサブオブジェクトの上にマウス カーソルを合わせると、ツールチップに違反の性質に関する詳細が表示されます。
一部のオブジェクト カテゴリでは、ウィンドウの上部に動的な縦断ビューまたは横断ビューが含まれています。これらのビューを使用すると、縦断ビューまたは横断ビューを描画しなくても、選択したオブジェクトを縦断ビューまたは横断ビューで表示できます。ビューは、更新が必要な場合に応答し、表示されているコンテンツの基礎構造を理解しやすくするために多数のツールが用意されています。詳細については、トピック「縦断ビューと横断ビュー」を参照してください。
Project Explorer にはキーボード ショートカットが用意されており、オブジェクトおよびオブジェクトの一部を簡単に識別して見つけることができます。これらのツールの多くは右クリック メニューからも使用できます。右クリック メニューには、Project Explorer ユーザ インタフェース内にリストされているすべてのオブジェクト要素またはサブオブジェクト要素からアクセスできます。
Project Explorer ウィンドウの上部にあるオブジェクト カテゴリ タブには、各オブジェクト カテゴリに存在するオブジェクトの数のカウントが表示されます。サポートされている Civil 3D オブジェクト カテゴリの現在の範囲は次のとおりです。
Project Explorer ユーザ インタフェースに表示される最終的なオブジェクト カテゴリは、Project Explorer 内で定義可能なオブジェクト セットに関するもので、複数のレポート、スプレッドシート、動的または静的な AutoCAD テーブル、および 2D AutoCAD 図面の書き出しをコントロールするために使用されます。