ジャンプ先: 概要. 戻り値. 関連. フラグ. Python 例.

概要

polyBevel([angleTolerance=float], [autoFit=boolean], [caching=boolean], [constructionHistory=boolean], [mergeVertexTolerance=linear], [mergeVertices=boolean], [miteringAngle=float], [name=string], [nodeState=int], [offset=linear], [offsetAsFraction=boolean], [roundness=float], [segments=int], [smoothingAngle=float], [subdivideNgons=boolean], [useLegacyBevelAlgorithm=boolean], [uvAssignment=int], [worldSpace=boolean])

注: オブジェクトの名前と引数を表す文字列は、カンマで区切る必要があります。これはシノプシスに示されていません。

polyBevel は、取り消し可能、照会可能、および編集可能です。

エッジをベベルします。

戻り値

stringノード名

照会モードでは、戻り値のタイプは照会されたフラグに基づきます。

関連

polyAppend, polyAppendVertex, polyChipOff, polyCreateFacet, polyExtrudeEdge, polyExtrudeFacet, polySmooth, polySplit, polySplitVertex, polySubdivideEdge, polySubdivideFacet, polyTriangulate

フラグ

angleTolerance, autoFit, caching, constructionHistory, mergeVertexTolerance, mergeVertices, miteringAngle, name, nodeState, offset, offsetAsFraction, roundness, segments, smoothingAngle, subdivideNgons, useLegacyBevelAlgorithm, uvAssignment, worldSpace
ロング ネーム(ショート ネーム) 引数タイプ プロパティ
Common poly modifier operation flags
angleTolerance(at) float createqueryedit
追加の三角形を作成する際の角度許容値です。このアトリビュートは互換性を維持する目的で使用されるため、Maya 7.0 ファイルでは修正できないことご注意ください。
既定: 20.0
autoFit(af) boolean createqueryedit
autoFit がオンの場合、スムーズな丸みを計算します。新しいファセットはスムーズな角度で丸められます。
既定: true
caching(cch) boolean createqueryedit
すべてのアトリビュートのキャッシングを切り替えることで、再計算を不要にします。
constructionHistory(ch) boolean createquery
コンストラクション ヒストリをオンまたはオフにします(適切な場合)。コンストラクション ヒストリがオンの場合、対応するノードがメッシュのヒストリ チェーンに挿入されます。コンストラクション ヒストリがオフの場合、操作オブジェクト上に直接行われます。
注: コンストラクション ヒストリがすでにオブジェクトにある場合は、このフラグは無視され、ノードは必ずヒストリ チェーンに挿入されます。
mergeVertexTolerance(mvt) linear createqueryedit
頂点をマージするための許容値です。
既定: 0.0
mergeVertices(mv) boolean createqueryedit
許容値内で頂点をマージします。
既定: false
miteringAngle(ma) float createqueryedit
マイター面はこの値よりも小さな角度になります。
既定: 0.0
name(n) string create
作成されるノードに名前をつけます。
nodeState(nds) int createqueryedit

Maya のディペンデンシー ノードには 6 種類の設定可能な状態があります。通常(Normal)(0)エフェクトなし(HasNoEffect)(1)ブロッキング(Blocking)(2)ステータスは、グラフの評価方法を変更するために使用されます。

待機 - 通常(Waiting-Normal)(3)待機 - エフェクトなし(Waiting-HasNoEffect)(4)待機 - ブロッキング(Waiting-Blocking)(5)は、内部でのみ使用されます。これらは、インタラクション(例: 操作)の実行中にグラフのパーツを一時的に遮断します。操作が完了すると、ステータスは適切にリセットされます(例: 待機 - ブロッキング(Waiting-Blocking)ブロッキング(Blocking) にリセットされます)。

通常(Normal)およびブロッキング(Blocking)のケースはすべてのノードに適用できますが、エフェクトなし(HasNoEffect)はノード特定です。多くのノードはこのオプションをサポートしていません。プラグインは状態を MPxNode::state アトリビュートに保存します。誰もがこのアトリビュートを設定したり確認したりすることができます。これらの 3 つの状態に関するその他の詳細は次の通りです。

状態 説明
通常(Normal) 通常のノードの状態です。これが既定の設定です。
エフェクトなし(HasNoEffect)

エフェクトなし(HasNoEffect)オプション(別名: 通過)は、同じデータ タイプの出力を生成する入力を操作している場合に使用されます。 ほぼすべてのデフォーマが、他のいくつかのノードと同様に、この状態をサポートします。前に説明したように、すべてのノードでサポートされるわけではありません。

ノードの計算メソッドでエフェクトなし(HasNoEffect)状態のサポートを実装し、適切な操作を実行することが一般的です。プラグインはエフェクトなし(HasNoEffect)もサポートします。

この状態を普通に実装するには、ノードにアルゴリズムを適用しないで、適合する出力に直接入力をコピーします。デフォーマの場合は、この状態を適用することにより、入力ジオメトリが出力でデフォーム解除されたままになります。

ブロッキング(Blocking)

これはディペンデンシー ノードのベース クラスで実装され、すべてのノードに適用されます。ブロッキング(Blocking)は評価フェーズ中に接続に適用されます。 ブロックされた接続に対する評価要求が失敗を返すと、目的プラグが現在の値を保持します。 ダーティな伝播はこの状態の間接的な影響を受けますが、ブロックされた接続がクリーンアップされることはありません。

ノードをブロッキング(Blocking)に設定すると、すべての送信接続が解除されたのと同じ動作になる可能性があります。 ブロックされたノードの評価を直接要求しない限り、その後に再評価されることはありません。ブロックされたノードは getAttr 要求に引き続き応答しますが、下流ノードの getAttr は、ブロックされたノードを再評価しないことに注意してください。

ブロッキング(Blocking)に対して階層のルート変換を設定しても、自動的にはこの階層の子変換に影響しません。これを実行するには、ブロッキング(Blocking)状態に対してすべての子ノードを明示的に設定する必要があります。

たとえば、すべての子トランスフォームをブロッキング(Blocking)に設定するには、次のスクリプトを使用します。

 import maya.cmds as cmds def blockTree(root): nodesToBlock = [] for node in {child:1 for child in cmds.listRelatives( root, path=True, allDescendents=True )}.keys(): nodesToBlock += cmds.listConnections(node, source=True, destination=True ) for node in {source:1 for source in nodesToBlock}.keys(): cmds.setAttr( '%s.nodeState' % node, 2 ) 

このスクリプトを適用してオブジェクトの描画を継続できますが、アニメートは行えません。


既定: kdnNormal
offset(o) linear createqueryedit
ベベルに対するオフセットです。
既定: 0.2
offsetAsFraction(oaf) boolean createqueryedit
オンの場合、オフセット値は 0 と 1 の間の比率として扱われます。
既定: false
roundness(r) float createqueryedit
ベベルの丸みは、autoFit がオフになっている場合に考慮されます。
既定: 0.5
segments(sg) int createqueryedit
ベベルに使用するセグメントの数を指定します。
既定: 1
smoothingAngle(sa) float createqueryedit
隣接するフェースとの角度がこの値を超える場合、新しいエッジはハード エッジとして作成されます。
既定: 0.0
subdivideNgons(sn) boolean createqueryedit
新しいフェースを 5 つ以上のエッジでサブディバイドします。
既定: false
useLegacyBevelAlgorithm(com) boolean createqueryedit
オンにすると、ベベルは Maya 2014 の方法で行われます。
既定: false
uvAssignment(ua) int createqueryedit
新しいフェースで UV を計算するのに使用される技法です。0 の場合は、元のメッシュのサーフェス法線に沿って新しいメッシュに投影することにより、新しい UV を計算します。1 の場合は、新しいメッシュのサーフェス法線に沿って元のメッシュに投影することにより、新しい UV を計算します。
既定: 0
worldSpace(ws) boolean createqueryedit
このフラグは、使用するリファレンスを指定します。オンの場合: すべてのジオメトリ値はワールド リファレンスで考慮されます。オフの場合: すべてのジオメトリ値はオブジェクト リファレンスで考慮されます。
C: 既定はオフです。
Q: 照会すると int を返します。

フラグはコマンドの作成モードで表示できます フラグはコマンドの編集モードで表示できます
フラグはコマンドの照会モードで表示できます フラグに複数の引数を指定し、タプルまたはリストとして渡すことができます。

Python 例

import maya.cmds as cmds

# Replace an edge by 1 face, the width of the new face is given by the offset value.
cmds.polyCube( n='plg' )
cmds.polyBevel( 'plg.e[7]', offset=0.2 )
cmds.delete( 'plg' )

# Replace an edge by 4 faces, the new faces are rounding a smooth angle.
cmds.polyCube( n='plg' )
cmds.polyBevel( 'plg.e[7]', segments=4, offset=0.4 )
cmds.delete( 'plg' )

# Replace an edge by 4 faces, the new faces are rounding an angle specified by the default value of roundness (i.e 0.5).
cmds.polyCube( n='plg' )
cmds.polyBevel( 'plg.e[7]', segments=4, autoFit=Flase )
cmds.delete( 'plg' )