一部の対称メッシュで[デルタ マッシュ](Delta Mush)オペレータ([データ チャネル](Data Channel)モディファイヤ)を使用する発生する問題に対処しました。[デルタ マッシュ](Delta Mush)の UI 設定で、新しい[従来の計算を使用](Use Legacy Compute)オプションを使用できるようになりました。
[メッシュスムーズ](MeshSmooth)モディファイヤで使用される NURMS アルゴリズムと、[編集可能メッシュ](Editable Mesh)および[編集可能ポリゴン](Editable Poly)サーフェスの NURMS サブディビジョンで使用される NURMS アルゴリズムが最大 15% 高速になりました。
顧客の要求により、パーティクル フローの放出とシステム管理(Particle Flow Emission and System Management)設定のプリセットの一部が変更されました。
ビューポートの[品質強度](Quality Multiplier)の値が 100% (以前は 50%)に設定され、[システム管理](System Management)の[インテグレーション ステップ](Integration Step)の値が[フレーム](Frame) (以前は[ハーフ フレーム](Half Frame))に設定されるようになりました。
これらの変更により、設定が[品質強度](Quality Multiplier)および[インテグレーション ステップ](Integration Step)の[レンダー](Render)値と同期され、正確なレンダー出力を生成するためにこれらの設定を調整するのに費やされる時間が節約されます。
3ds Max 2021 では、FBX による既定のマテリアルの書き出し方法が変更されました。2021 以降では、FBX は既定で物理マテリアルとともに書き出されます。
3ds Max 2021 より前のバージョンでは、FBX エクスポータは標準マテリアルを使用していました。これは現在「標準(旧形式)」マテリアルと呼ばれています。「標準(旧形式)」マテリアルを使用して、従来の(v.2021 より前の)方法を引き続き使用する場合は、「標準(旧形式)マテリアルを使用したFBX 書き出し」トピックのワークフローを使用します。
3ds Max には Arnold 7.1.3.0 用の MAXtoA 5.4.0.37 が付属しています。この製品では、V-Ray シーン コンバータの改善、ボリューム シェーダの改善、および固定されたカーブとネストされたインスタンサの新しいサポートが導入されています。機能の完全なリストについては、「Arnold for 3ds Max 5.4.0.37 リリース ノート」を参照してください。