システム変数は、特定のコマンドの動作をコントロールする設定です。
時には、設定を変更するためにシステム変数を使用します。他の時には、システム変数を使用して現在のステータスを表示します。
システム変数を使用して、次のことができます。
- フィーチャの表示/非表示を切り替えます。たとえば、システム変数 GRIDMODE の値を変更して、グリッドの表示/非表示を切り替えることができます。
- コマンドの動作をコントロールします。たとえば、システム変数 HPASSOC は、ハッチング パターンが既定で自動調整かどうかをコントロールします。
- 現在の図面およびプログラムの環境設定に関して保存されている情報を取得します。たとえば、読み込み専用システム変数 CDATE には、現在の日付が 10 進数の形式で格納されています。読み込み専用システム変数の値は表示できますが、変更することはできません。
通常、システム変数にはダイアログ ボックスからアクセスすることができます。これらの値は、ダイアログ ボックスで変更したり、コマンド ラインで直接変更したり、スクリプトやカスタム プログラムで自動的に変更することができます。