この練習では、航空写真イメージを挿入します。
この練習で使用するイメージは高圧縮されたウェーブレット形式で、この目的に非常に適しています。
このレッスンでは、未開発区画の平面図を含む図面に航空写真を挿入します。写真には、敷地や周辺の地域の現在の土地利用状況が写し出されています。
練習
- ..\Program Files\Autodesk\ApplicationPlugins\RasterDesign2023.Bundle\Contents\Tutorials¥Tutorial5 フォルダの図面ファイル Map_01.dwg を開きます。
挿入するイメージを検索する
- [イメージを挿入]ダイアログ ボックスを表示するには、リボンの[ラスター ツール]タブ
[挿入と書き出し]パネル
[挿入]
をクリックします。
- [挿入オプション]領域で[挿入ダイアログ]オプションを選択します。[フレームのみ表示]チェック ボックスと[イメージをズーム]チェック ボックスがオフになっていることを確認します。
- ..\Program Files\Autodesk\ApplicationPlugins\RasterDesign2023.Bundle\Contents\Tutorials\Tutorial5 フォルダを参照し、282296_aerial_01.ecw または 282296_aerial_01.sid イメージ ファイルを選択します。
- [開く]をクリックします。
イメージを挿入する
- [イメージ挿入]ダイアログ ボックスの[挿入]タブで、[点を指定]ボタンをクリックします。
イメージ フレームの左下コーナーの場所を選択するよう求められます。続いて、回転角度、さらにイメージ サイズを選択します。
- イメージ フレームをベクトル図面の右に移動して、左下コーナーに配置するためクリックします。
このチュートリアルの後の練習では、[位置合わせ]と[ラバーシート]を使用して、このイメージを敷地のベクトル図面に配置設定します。
- 回転角度を 0 に指定するには、[Enter]を押します。
- カーソルを右上に移動し、コーナーをクリックして、イメージフレームの高さを既存の図面に合わせます。
- [OK]をクリックします。
TIFF ファイル形式でイメージを保存する
- リボンの[ラスター ツール]タブ
[挿入と書き出し]パネル
[名前を付けて保存]
をクリックします。
ウェーブレット圧縮ファイル(.sid または .ecw)を、AutoCAD Raster Design toolsetで書き込み可能な形式で保存する必要があります。
- [名前を付けて保存]ダイアログ ボックスで、必要な場合は、..\Program Files\Autodesk\ApplicationPlugins\RasterDesign2023.Bundle\Contents\Tutorials¥Tutorial5 フォルダに移動します。
- ファイル名として Aerial_01.tif と入力し、ファイルの種類として TIFF を選択して、[保存]ボタンをクリックします。
- [コード化の方法]ダイアログ ボックスで、[非圧縮]を選択し、[次へ]をクリックします。
- データの編成方法として[タイル]を選択し、[完了]をクリックします。
これでイメージは編集可能な形式で保存されたので、変更を加えることができます。
- 変更を保存せずに図面を閉じます。