この練習では、フィット コントラスト曲線を作成し、イメージの別の部分に適用する方法を学びます。
フィット コントラスト曲線では、色調調整の詳細なコントロールが可能です。最大 16 の制御点を配置することができ、それらの制御点を通過する滑らかな曲線が自動的に描かれます。制御点の移動、追加または削除により、イメージを調整できます。曲線は、選択した領域で入力可能な各値に対して、1 つの新しい出力値だけが設定されように制約されます。
この練習を行う前に、AutoCAD Raster Design toolsetのオプションが「練習 A1: AutoCAD Raster Design Toolsetのオプションを設定する」で説明したとおりに設定されていることを確認します。
色調調整を開始する
コントラスト ウィンドウの横軸はイメージの色調の入力値(左から右に向かって明るくなる)を、縦軸は対応する出力値(下から上に向かって明るくなる)を示しています。したがって、表示されている直線は、初期状態における入力値と出力値の直線的な関係を表しています。この関係のため、線分を上下に均等に移動して、すべて値の明るさを変更します。同じように、線分の勾配比を変更して、すべて値のコントラストを変更します。ただし、このグラフを非直線にして、複数の制御点を操作すると、イメージの入力値のさまざまな色調範囲で、出力される明るさやコントラストを調整できます。
このレッスンの目的は、車道の色調を均一にすることです。調整する際には、そのつどプレビュー表示を確認することができます。明るい値と暗い値とのコントラストを弱めるためには、対象の値に対して曲線をよりフラットにします。このようにするためには、別の制御点を中央の制御点の右側に追加するのが最善の方法です。
車道は、まだ長さ方向に沿ってコントラストがかなり強すぎます。白が多い方の値に対して曲線をよりフラットにする必要があります。
曲線を書き出して、他の道路セクションで使用する
曲線を Wildwood Lane に適用する
曲線を Prospect Street に適用する