概要 - ラベルの式

ラベル スタイルで使用する数学式を設定します。

ラベル スタイルは、オブジェクトに関する情報を表示するプロパティ フィールドから構成されています。式を使用すると、公式を使用してオブジェクト情報を変換し、それをラベル スタイル コンポーネントに挿入できます。

式は、[設定]ツリーのラベル スタイル タイプ フォルダに格納されます。これらは、注記ラベル スタイルなど、関連のあるプロパティを含まないラベル スタイル タイプには使用できません。

式は、ラベル スタイル文字コンポーネントを編集するときに[テキスト コンポーネント エディタ]を使用してラベル スタイルに挿入します。

設計データを使用して、文字、線分、ブロック コンポーネントを使用したラベル スタイルの作成方法を決定することができます。文字、線分、ブロック コンポーネントの変更子の静的な値の代わりに、式を選択してラベル スタイルに式を挿入することができます。たとえば、ラベルの文字の高さを決定する場合、[ラベル スタイル管理]ダイアログ ボックスの[レイアウト]タブで、静的な値の代わりに式を挿入することができます。この式は、標高の高さと一致するように、端点標高ラベルの文字の高さを増加できます。

ラベル スタイルに式を挿入して、カスタム グラフィックスを作成することができます。たとえば、データ表示の視覚的効果を高めたり、グラフィックスの標準に対応するために、実際の勾配を基準にした垂直勾配のグラフィックスで構成されるグラフィカル縦断帯を作成できます。また、記号で PVI を表すこともできます。この場合、勾配の記号に基づいて、前勾配と後勾配を表す線分/値で象限が変わります。

チュートリアル: ラベルで式を使用する