ラベル式関数

注:

関数は大文字または小文字のいずれかでなければならず、大文字と小文字を組み合わせて定義することはできません。エディタ ボタンを使用すると、関数は常に大文字で挿入されます。特に明記しない限り、シータの単位はラジアンです。

ABS(x) x の絶対値を返します。
ACOS(x) x のアークコサインを返します。
ASIN(x) x のアークサインを返します。
ATAN(x) x のアークタンジェントを返します。
ATAN2(y,x) y/x のアークタンジェントを x と y の符号に基づく象限で返します。
CEIL(x) Ceiling 関数: x より小さくならない最小の整数を返します。たとえば、CEIL(1/3) は 1 になります。
COS(theta) シータのコサインを返します。
COSH(theta) シータの双曲線コサインを返します。
COT(theta) シータのコタンジェントを返します。
COTH(theta) シータの双曲線コタンジェントを返します。
CSC(theta) シータのコセカントを返します。
CSCH(theta) シータの双曲線コセカントを返します。
DEG2GRD(theta) シータを度からグラジアンに変換します。
DEG2RAD(theta) シータを度からラジアンに変換します。
DRVSTN(x) ブレーキ測点を使用して未処理測点 x からの 派生測点を返します。この関数は ブレーキ測点をサポートする図形(線形, 縦断線形, 抽出線分、グラフ縦断、パイプおよび構造物)に対してのみ有効です。
EXP(x) x の指数を返します。
FLOOR(x) x 以下の最大整数を返します。たとえば、FLOOR(3/2)は 1 になります。
FMOD(x,y) x/y の浮動小数点剰余を返します。
GRD2DEG(theta) シータをグラジアンから度に変換します。
GRD2RAD(theta) シータをグラジアンからラジアンに変換します。
IF(test,true_val,false_val)

test に指定した条件で評価します。テストの結果、真の場合には true_val の評価を、偽の場合には false_val の評価を返します。true_val と false_val には、任意の式を指定できます。

たとえば、x にプロパティを指定する場合の関数として、次のようなものがあります。

IF(x=0,1,sin(x)/x)

上の例では、x がゼロかどうかをテストし、ゼロの場合は 1 を返します。x がゼロでない場合は、sin(x)/x を返します。

LOG(x) x の対数(底 e)を返します。
LOG10(x) x の対数(底 10)を返します。
MAX(a,b) a と b の最大値を返します。
MIN(a,b) a と b の最小値を返します。
POW(x,y) x の y 乗を返します。
POW10(x) x の 10 乗を返します。
RAD2DEG(theta) シータをラジアンから度に変換します。
RAD2GRD(theta) シータをラジアンからグラジアンに変換します。
ROUND(x) x を一番近い整数に丸めます。
ROUNDDOWN(x,y) x を小数点以下の y 桁目まで残し、以降を切り捨てます。たとえば、ROUNDDOWN (3.2,0)は、小数点以下の桁を切り捨てます。結果は 3 となります。ROUNDDOWN(3.14159,3)は、小数点以下 3 桁目まで残し、以降を切り捨てます。結果は 3.141 となります。
ROUNDUP(x,y) x を小数点以下の y 桁目から切り上げます。たとえば、ROUNDDOWN (3.2,0)は、小数点以下の桁を切り上げます。結果は 4 となります。ROUNDUP(3.14159,3)は、小数点以下 3 桁目を切り上げます。結果は 3.142 となります。
SIN(theta) シータのサインを返します。
SEC(theta) シータのセカントを返します。
SECH(theta) シータの双曲線セカントを返します。
SINH(theta) シータの双曲線サインを返します。
SQR(x) x の平方(x*x)を返します。
SQRT(x) x の平方根を返します。
TAN(theta) シータのタンジェントを返します。
TANH(theta) シータの双曲線タンジェントを返します。
TRUNC(x) x を切り捨てて整数値にします。