新機能の紹介: 2020
簡易モードは、大きいアセンブリでの作業時にメモリにロードされるデータ量を削減するように設計されています。最初は、簡易モードに対応しているコマンドはわずかでした。使用可能なコマンドのリストが拡張され、簡易モードでスケルトン モデリング ワークフローを使用できるようになりました。
簡易モードでスケルトン モデリング ワークフローをフルに活用するには、旧型式のデータを最新のリリースにマイグレーションする必要があります。マイグレーションにより、旧型式のデータが更新され、現在のコマンドやそれらのオプションで使用できるようになります。かかわるファイルの数によっては、タスク スケジューラを使用したデータのマイグレーションが最も簡単であることがよくあります。
Inventor の進展するパフォーマンス改善の過程における 1 つの副産物は、簡易モードでドキュメントを開いたときに一部の旧型式の作業フィーチャやスケッチが表示されない場合がある、ということでした。ファイルを更新してそれらのオブジェクトが表示されるようにするには、2 つの方法があります。
スケジュール設定されたマイグレーション
タスク スケジューラを使用して、すべてのパーツおよびアセンブリを使用前にマイグレーションします。タスク スケジューラを使用したデータのマイグレーションについては、次の参考資料を参照してください。
手動マイグレーション
これにより、データが最新リリースにマイグレーションされます。この手順の実行にかかる時間は、アセンブリおよびコンポーネントのサイズと複雑さに依存しているため、アセンブリ ファイル間で大きく異なる場合があります。