近接ラップ(Proximity Wrap)デフォーマ

近接ラップ(Proximity Wrap)デフォーマを使用すると、1 つまたは複数のジオメトリをドライバとして使用し、1 つまたは複数のターゲット ジオメトリを変形することができます。各ターゲット ジオメトリがすべてのドライバ ジオメトリにバインドされ、各ドライバのウェイト付きインフルエンスが計算されます。

ターゲット ジオメトリとドライバ ジオメトリのバインド状態は、元の入力ジオメトリとドライバによってそれぞれ定義されます。これらのメッシュは同じ空間内になければなりません。つまり、変換しなくても整列している必要があります。これは、元のターゲットが元の各ドライバにバインドされるときに、近接度に基づいて行われるためです。

ドライバが変形または移動すると、ターゲット ジオメトリが変形します。各ドライバがターゲット ジオメトリに与えるインフルエンスの大きさは、近接度や、いくつかのドライバ単位のグローバル パラメータ(距離減衰(Distance Falloff)など)に基づいて決まります。ドライバがターゲットにどのようにインフルエンスを与えるのかは、さまざまなラッピング モードによって決まります。

減衰パラメータに基づくインフルエンスのウェイトは、各ドライバとの近接度によって設定されます。減衰開始値よりも距離が短い場合は、インフルエンスが最大になり、減衰終了値よりも距離が長い場合は、インフルエンスが生じません。