[レンダリング設定]モジュール

レンダリング > レンダリング設定

[レンダリング設定]を使用して、シーンのレンダリングの制御設定を調整できます。[レンダリング設定]モジュールの上部には、[プリセット]メニューと 4 つのタブ([ファイル出力][一般設定][レイトレーシングの精度][出力を表示])が表示されます。

レンダリング設定のカスタマイズが完了したら、[レンダリングの概要]を使用して、合計レンダー数や合計ファイル数などの概要を確認します。アトリビュートの設定が完了したら、モジュールの下部にあるボタンを使用して、イメージ計算を開始します。

レンダリング設定

プリセット

[プリセット]をクリックすると、メニューが表示されます。このメニューには、既定のレンダリング設定を保存、再ロード、編集、復元するためのオプションがあります。

保存

現在のレンダリング設定をプリセットとして保存します。保存すると、プリセットがメニューに表示されます。このオプションは、既定の設定を有効にすると無効になります。プリセットを選択するか、現在のレンダリング設定を変更して有効にします。

名前を付けて保存

プリセットの名前を変更する[プリセット名]ダイアログが開きます。保存すると、プリセットがメニューに表示されます。このオプションは、既定の設定を有効にすると無効になります。プリセットを選択するか、現在のレンダリング設定を変更して有効にします。

編集

プリセットをアクティブ化、名前変更、削除する、[プリセットを編集]ダイアログを開きます。

既定

レンダリング設定を VRED の既定の設定にリセットします。

注:

プリセットは次の XML ファイルに保存されます。C:\Users\<USERNAME>\AppData\Roaming\VREDPro\ raytracingtemplates.xml

レンダリングの概要

レンダリングの概要は、[クラスタ キューに送信]、[レンダー キューに追加]、レンダリング ボタンの上に表示されます。レンダリングに関する詳細なコンテキスト情報と、レンダリングにかかる時間を確認できます。イメージとレンダリングの合計数が表示されます。

レンダリングの概要

注:

同じ情報が、異なる形式で[レンダー キュー]にも表示されます。

イメージの計算を開始するには

モジュールの下部に表示される次のボタンのいずれかをクリックして、イメージの計算を開始します。

クラスタ キューに送信する

クラスタ キューにレンダリングしますが、クラスタ キューへの送信を実行するにはクラスタ マネージャにログインする必要があります。「 クラスタ レンダリングを管理するには 」を参照してください。

レンダー キューに追加

現在のカメラ ビューからジョブを作成し、レンダリング モジュールから最後の設定を適用します。送信後に[レンダー キュー]ウィンドウが開きます。レンダリングするジョブが複数あるため、イメージ名を変更することはできません。レンダリングしたイメージが上書きされる場合は、通知が表示されます。

レンダリング

現在の設定でイメージまたはムービーを作成します。このプロセスでイメージの名前を変更できます。