Transmittal Type Library の相互運用機能アセンブリを作成するには(ActiveX/ATO)

相互運用機能アセンブリを CAD 標準仕様タイプ ライブラリ(TLB)ファイルから生成しないと、ライブラリをプロジェクトにリンクできません。相互運用機能は、Tlbimp.exe アプリケーションで TLB ファイルから作成します。

注: インストールした Microsoft Visual Studio のエディションとバージョンによっては、Tlbimp.exe アプリケーションにアクセスするために、Windows SDK をダウンロードしてインストールする必要があります。Windows SDK は、https://developer.microsoft.com/ja-jp/windows/downloads からダウンロードすることができます。

Microsoft Visual Studio (Community、Professional 以上)

1. [スタート]メニューから、[(すべての)プログラム] [Microsoft Visual Studio <リリース>]または[Visual Studio <リリース>] [Visual Studio Tools]を選択し、リリースに基づいて次のいずれかを選択します。
   • Microsoft Visual Studio 2022 - VS 2022 の開発者コマンド プロンプト
   • Microsoft Visual Studio 2019 - VS 2019 の開発者コマンド プロンプト
   • Microsoft Visual Studio 2017 - VS 2017 の開発者コマンド プロンプト
   • Microsoft Visual Studio 2015 - VS2015 の開発者コマンド プロンプト
   • Microsoft Visual Studio 2013 - VS2013 の開発者コマンド プロンプト
   • Microsoft Visual Studio 2012 - VS2012 の開発者コマンド プロンプト
   • Microsoft Visual Studio 2010 - Visual Studio コマンド プロンプト(2010)
   • Microsoft Visual Studio 2008 - Visual Studio 2008 コマンド プロンプト
2. [コマンド プロンプト]ウィンドウで、ObjectARX SDK のバージョンに基づいて、次のように入力します。

   cd "<drive>:\ObjectARX <release>\inc-x64"

   注: <ドライブ> と <リリース> は、ObjectARX SDK がインストールされているドライブ文字と、アプリケーションを作成するリリースに置き換えてください。
3. tlbimp AcETransmit<バージョン>.tlb と入力し、[Enter]を押します。
   注: <バージョン> は、Transmittal ライブラリのバージョン番号に置き換えてください。

   ファイル TRANSMITTALLib.dll が、ターゲット フォルダに追加されます。

Microsoft Visual Studio Community または Express Edition

1. [スタート]メニューから[すべてのプログラム] [アクセサリ] [コマンド プロンプト]を選択します。
2. [コマンド プロンプト]ウィンドウで、ObjectARX SDK のバージョンに基づいて、次のように入力します。

   cd "<drive>:\ObjectARX <release>\inc-x64"

   注: <ドライブ> と <リリース> は、ObjectARX SDK がインストールされているドライブ文字と、アプリケーションの作成対象のバージョンに置き換えてください。
3. "<ドライブ>:¥Program Files¥Microsoft SDKs¥Windows¥<バージョン>¥Bin¥tlbimp.exe" AcETransmit<バージョン>.tlb と入力し、[Enter]を押します。
   注: <ドライブ> と <バージョン> は、インストールされている Microsoft SDK のドライブ文字とバージョンに置き換え、2 番目の <バージョン> は Transmittal ライブラリのバージョン番号に置き換えてください。

   ファイル TRANSMITTALLib.dll が、ターゲット フォルダに追加されます。