概要 - 転送オブジェクト ライブラリを使用する(ActiveX/ATO)

プロジェクトに転送オブジェクト ライブラリへの参照を追加したら、必ず、TRANSMITTALLib 名前空間を読み込むか、アプリケーションの開発に使用しているプログラミング言語に基づいて適切なヘッダ ファイルを含めてください。転送オブジェクト ライブラリは、acETransmit<バージョン>.tlb に格納されています。転送オブジェクト ライブラリと他の関連ライブラリにアクセスする方法については、「概要 - 転送オブジェクト ライブラリで作業を開始する」を参照してください。

.NET プログラミング言語を使用している場合は、転送オブジェクト ライブラリにアクセスする必要があるクラスまたはコード モジュールに TRANSMITTALLib 名前空間を読み込みます。例:

VB.NET
Imports TRANSMITTALLib
C#
using TRANSMITTALLib;

C++ プログラミング言語を使用している場合は、転送オブジェクト ライブラリにアクセスする必要があるコード モジュールに必ず Transmittal.h ファイルを含めます。例:

#include "Transmittal.h"

転送オブジェクト ライブラリを読み込むまたはモジュールの一部として含めたら、ITransmittalOperation インタフェースと ITransmittalInfo インタフェースを使用して、転送セットを作成したり、転送セットにファイルを追加します。ITransmittalFile インタフェースは、転送セットで参照されるファイルを記述します。

転送セットを使用した作業中に、転送エンジンがカスタム プログラムと通信できるようにする、イベント ハンドラを登録できます。ITransmittalDatabaseNotificationHandler インタフェースと ITransmittalAddFileNotificationHandler インタフェースは、それぞれ、転送セットが作成されるたびまたは転送セットにファイルが追加されるたびに、サードパーティのアプリケーションに通知します。さらに、ITransmittalSheetSetNotification を使用してシート セットから転送セットに追加されているファイルをモニタしたり、ITransmittalProgressHandler インタフェースを使用して転送セットで実行されている特定の操作の進行状況をモニタすることができます。