概要 - 手すり

手すりは、階段など、他のオブジェクトと相互に関係するオブジェクトです。 手すりを既存の階段に追加したり、独立した手すりを作成したりできます。

手すりのコンポーネント

手すりには、ハンドレール、上部手すり、支柱、手すり子、1 つまたは複数の下部手すりを含めることができます。 また、カスタム ブロックを手すりに追加することもできます。

手すりのコンポーネント

手すりの形状

階段の片側か両側に取り付けたり、踊り場の周囲に取り付けたりすることができます。 また、手すりは、任意の種類の AEC オブジェクト(マス要素など)にアタッチすることもできます。 また、ポリラインを変換することで、独自の手すりを作成することもできます。 このように、手すりはさまざまな形状をとることができるため、直進階段、複数の踊り場のある階段、U 字形階段、らせん階段などに固定できます。

独自の手すり

手すりコンポーネントにカスタム ブロックと輪郭を個別に指定すれば、独自の手すりを作成できます。 手すりコンポーネントに輪郭を割り当てるときに、スタイルに割り当てれば、手すりの詳細を作成するときにそのカスタム部分を再利用できます。

手すりスタイルとそのプロパティ

手すりスタイルを使用すると、そのスタイルを使用するすべての手すりのプロパティをコントロールできるため、図面内の各手すりのプロパティを変更する必要がなくなります。 テンプレートには、ハンドレール - パイプ、上部手すり - グリップ、上部手すり - 丸型など、さまざまなスタイルが用意されており、一般的な設定の手すりを作成できます。 手すりスタイルには、手すりの位置と高さ、支柱の位置と間隔、コンポーネントと輪郭、延長、マテリアルの割り当て、手すりの表示プロパティを指定できます。

手すりのマテリアル

AutoCAD Architecture 2024 ツールセット では、マテリアルを手すりに割り当てることができます。これらのマテリアルは、ワイヤフレーム ビューと作業シェード ビューで表示されるか、またはレンダリングされた場合に表示されます。 マテリアルの設定は、さまざまな種類の手すり、支柱、手すり子など、手すりの物理コンポーネントごとに行えます。 たとえば、ステンレス製の上部手すりと下部手すりを含む木製の手すりを作成できます。

2D ワイヤフレーム モデル ビューとレンダリング ビューでの手すり

AutoCAD Architecture 2024 ツールセット には、一般的なデザインに使用される定義済みのマテリアルが豊富に用意されており、手すりの設定も含まれています。これらの定義済みマテリアルはそのまま使用することもできれば、特別なデザインに合わせて変更することもできます。 また、ユーザ独自のマテリアルを新規に作成することもできます。