サンプルの注釈パレット(または、コンテンツ ブラウザのドキュメンテーション ツール カタログ)に用意されているキーノート挿入ツールには、2 つの基本的なキーノートの種類、参照とシートが備わっています。シート キーノート用のツールは、選択されたオブジェクトまたはポイントでキーノートに接続された引出線を描けるように設定されています。参照キーノートの場合には、2 つのツール、すなわち、1 つは引出線を挿入するツールと、もう 1 つはキーノートを挿入するだけのツールがあります。
シート キーノートも参照キーノートのいずれも、特定のオブジェクトに対するキーノートを作成するか、作図領域の空白領域のどちらにもキーノートを作成することができます。いずれのツールも、キーノートがオブジェクトのコンポーネントに対して明確に指定されている場合には、選択されたオブジェクトに対して指定済みの任意のキーノートを挿入し、 この場合、コンポーネントを選択するか、オブジェクトについて使用済みのキーノートを全体として使用する必要があります。様々なキーノートを[キーノートを選択]ダイアログ ボックスからも選択できます。このダイアログ ボックスは、キーノートが選択したオブジェクトまたはそのコンポーネントに対して事前に指定されていない場合に表示されます。
[キーノートを選択]ダイアログ ボックス
[キーノートを選択]ダイアログ ボックスでは、キーノート データベースを階層的なツール表示で表します。図面やオブジェクト スタイル、マテリアル定義、または詳細コンポーネントに挿入するキーノートを選択することができます。このダイアログ ボックスは、キーノートが指定されていないオブジェクトに対してキーノートを指定しようとしたときに表示されます。[フィールド]ダイアログ ボックスからキーノートを選択して、そのダイアログ ボックスからキーノートの指定に使用する建築オブジェクトまたはそれらのコンポーネントを指定することもできます。キーノート凡例を生成するときは、挿入時に右クリックをして[キーノートを選択]ダイアログ ボックスにアクセスして、[データベース]からクリックするか、d をコマンドラインに入力します。
キーノート データベースをダイアログ ボックスの上部で選択します。AEC キーノート データベースは、詳細コンポーネントにキーノートを作成するための既定のツールです。そして、AecKeynote-Assemblies データベースは、複数のコンポーネントを組み合わせた建築オブジェクトにキーノートを作成するための既定のツールです。
ツリー ビューのノードを展開して個々のコンポーネントを検索するるか、ツリー ビューの下にある[フィルタ]ボックスにテキストを入力することができます。[フィルタ]ボタンをクリックして、[Tab]を押すか、[Enter]を押して、名前に入力した文字が含まれるノードの下位にあるすべてのノードを展開します。キーノートが強調表示されたら、[OK]をクリックして選択を完了します。
