注: このトピックは Roombook ユーザのみが対象です。 
定義済みフォーム
- Roombook の計算は、定義済み MS Excel フォームに書き出すことができます。 
 
- 出力フォームは、MS Excel テンプレート(*.xlt)として使用できます。 
 
- 得られたフォームは、出力処理の後で、MS ワークシート(*.xls または *.xlsx)として保存されます。 
 
 
フォルダ構造
計算のオプションで設定された現在の標準に従って、テンプレートファイルは、明確に指定されたフォルダに置かれます。既定では、*.xlt テンプレートは ¥Roombook Templates ¥International フォルダまたは既定の AutoCAD テンプレートのパス ¥VOB に置かれます。 
国際書き出しフォームの Roombook データに加え、ドイツ VOB フォームには、特別な VOB 情報も含まれます。各計算標準(国際または VOB)は、それぞれ特定の形式でなければなりません。 
 
個々の調整
Roombook 出力ファイルは、評価データがセルの関係とキーワードに従って記述された一種のコンテナです。出力処理の前に出力形式の内部構造が変更された場合、評価を実行することはできません。 
各ページの先頭に、個々に調整できるセクタ(行 1 - 5)があります。テキストまたはグラフィックを追加、削除、修正することができます。このセクションの変更は、書き出し処理の前に実行することができます。この方法で、異なる図面の異なる書き出しフォーム(オフィス標準)を事前に定義することができます。それぞれの出力後にそれぞれのフォームを調整する必要はありません。ヘッダとフッタを、個々に調整することもできます。 
このセクションの後(行 6 以降)は、書き出し処理の前に、いかなる変更も行ってはいけません。 
- どのテキストやセル見出しも、決して変更しないでください。 
 
- 列(A、B、...)を削除したり、追加しないでください。 
 
- 行(1、2、...)を削除したり、追加しないでください。 
 
- ワークシートの下のタブを削除したり、追加しないでください。 
 
- 行 6 以降のどのセルにも、一切の文字を記入しないでください。 
 
  
書き出し処理の前に変更すると、フォームの内部構造が破壊され、書き出し処理が不可能になることがあります。  
 
注記
- 個々のフォームが常に独自の名前で保存されること、および標準フォームが上書きされないことを確認してください。 
 
- 定義済みの *.xlt-templates は、コピー、修正、および新しい名前で保存することができます。調整された *.xlt-files が常に正しいフォルダに置かれ、内部構造が破壊されていないことが重要です。 
 
- 定義済みの出力フォームには、いくつかのタブが含まれています。書き出し処理の前に、xlt ファイルのどのタブも削除しないでください。いずれかのタブが失われた場合、書き出し処理を実行できません。 
 
- ファイル名に特殊文字 ' ¥ |: ; "<> / ? を使用することはできません。