断面線分によって断面の結果の表示内容が決定されます。
断面線分によって、建物モデルから取り出す断面図の範囲が定義されます。モデルを通過する直線断面線または折り曲げ断面線を描画したときに、境界ボックスが断面ボリュームの境界ボックスと重なっているモデル内のすべてのオブジェクトが選択セットに含まれます。
断面線分の描画が終了すると、結果を配置するためのプロンプトが表示されます。図面内の点を選択してクリックすることにより、断面結果を配置します。結果のタイプを指定する必要がある場合は、結果を配置するためのダイアログ オプションを使用して、選択セットを選択するか、X、Y、Z 座標を使用して配置を指定します。
断面結果にオブジェクトを追加または除去するには、[再生成]を使用します。これにより、[断面図/立面図を生成]ダイアログ ボックスが表示され、[オブジェクトを選択]を使用して、断面結果で表示または非表示にする個々のオブジェクトを指定および選択することができます。この選択方法はオブジェクト単位のため、スタイル単位またはオブジェクト タイプ単位で行うことはできません。
大規模なモデルを使用するときは、断面線分を描いて、編集する必要のある領域の断面結果を作成することにより、モデルの小さな部分を正確に編集することができます。断面結果を選択し、[ライブ断面を編集]を使用して、断面結果のジオメトリを編集します。断面結果に含まれているネストした外部参照およびブロックを編集することもできます。プロンプトが表示されたら、外部参照およびブロックへの変更を必ず保存します。完了したら、[ビュー内編集]ボタンをクリックします。ライブ断面の編集が終了し、建物モデルのジオメトリが更新されます。