この実習では、データベース内のファイルにアクセスできるユーザ アカウントとユーザ グループを 2 つずつ作成します。
この手順は、「実習 1: Autodesk Vault にログインする」の手順に従って、既にデータベースにログインしていることを前提としています。
注:
ユーザ グループを作成する際は、少なくとも 1 ユーザをそのグループに割り当てなければなりません。そのため、グループを作成する前にユーザ アカウントを作成しておく必要があります。
ユーザ アカウントを作成する
- Autodesk Vault Explorer を開くには、[ツールスペース]の[プロスペクター]タブで[プロジェクト]コレクションを右クリックして、をクリックします。
- 「ようこそ」と書かれたダイアログ ボックスで、[ログイン]をクリックします。
- [ログイン]ダイアログ ボックスで、管理者のログイン データを確認してから[OK]をクリックします。
- Autodesk Vault で、適切なデータベース(Vault)が選択されていることを確認します。
既定のスタンドアロン サーバを使用している場合、選択できるデータベースは Vault のみです。現在のサーバ、データベース(Vault)、およびユーザが Autodesk Vault の右下に表示されます。
- Autodesk Vault で、[ツール]メニュー
[管理]
[グローバル設定]の順にクリックします。
- [グローバル設定]ダイアログ ボックスで、[セキュリティ]タブの[ユーザ]をクリックします。
- [ユーザ管理]ダイアログ ボックスで、[新規ユーザ]をクリックします。
- [新規ユーザ]ダイアログ ボックスで次のように入力します。
- [名]: Pat
- [姓]: Red
- [ユーザ名]: pred
- [パスワード]: red123
- [パスワードの確認入力]: red123
- [ユーザを有効にする]を選択します。[OK]をクリックします。
- 手順 7 から 9 を繰り返して、もう 1 つのユーザ プロファイルを次の内容で作成します。
- [名]: Kim
- [姓]: Green
- [ユーザ名]: kgreen
- [パスワード]: green123
- [パスワードの確認入力]: green123
- [ユーザ管理]ダイアログ ボックスを閉じます。
ユーザ グループを作成する
- [グローバル設定]ダイアログ ボックスで、[セキュリティ]タブの[グループ]をクリックします。
- [グループ]ダイアログ ボックスで、[新規グループ]をクリックします。
- [グループ]ダイアログ ボックスで、[グループ名]フィールドに Engineers と入力します。
- [ロール]ボタンをクリックし、[管理]を選択します。[OK]をクリックします。
- [ボールト]ボタンをクリックし、テスト ユーザが作業するデータベースを選択します。既定値の Vault を選択します。[OK]をクリックします。
- [グループを有効にする]を選択します。
- [追加]ボタンをクリックします。
- メンバー pred をこのグループに追加するには、[メンバーを追加]ダイアログ ボックスで、[使用可能なメンバー]テーブルの pred の行をクリックして、[追加]をクリックします。
- [OK]をクリックして[メンバーを追加]ダイアログ ボックスを閉じます。
- [OK]をクリックして[グループ]ダイアログ ボックスを閉じます。
- [グループ管理]ダイアログ ボックスで[新規作成]をもう一度クリックし、手順 3 から 10 を繰り返して、ドキュメント利用者ロールが設定されている Technicians という名前のグループを作成します。このグループは、同じ Vault データベースにアクセスできるようになります。 ユーザ kgreen を Technicians グループに追加します。
このチュートリアルではユーザ グループを作成するメリットについては省略しますが、上記の手順で作成した構成はプロジェクト チームに適しています。ある特定のデータベースに対して、それぞれのグループに異なるロールを設定することができます。また、各ユーザのロールは、別のグループにユーザを移動することによって変更できます。
- [閉じる]をクリックして[グローバル設定]ダイアログ ボックスを閉じ、Autodesk Vault を終了します。
このチュートリアルを続けるには、「実習 3: プロジェクトを作成する」に進んでください。