このチュートリアルでは、ポイント グループ、レイヤ、外部参照、およびポイントを表示するスタイルの使用方法について学習します。また、標準の AutoCAD ツールを使用して、ポイントを編集するさまざまな方法についても説明します。
ポイント グループを使用して、ポイントをグループ化したり図面での表示方法を指定することができます。ポイントは、特定のポイント グループに分類化する必要がない独立したオブジェクトです。ただし、図面内のすべてのポイントは、常に[_すべてのポイント]ポイント グループに属します。ポイント グループの表示順序は、優先するポイント グループのプロパティを表します。たとえば、[_すべてのポイント]ポイント グループよりも表示順序が上のポイント グループにポイントが属している場合、[_すべてのポイント]ポイント グループで設定したプロパティよりも、表示順序が上のグループのプロパティが優先されます。
ポイントレイヤは、ポイントの表示属性をコントロールします。このレイヤについては、[ポイント グループ プロパティ]ダイアログ ボックスの[ポイント リスト]タブをクリックし、[ポイントレイヤ]列を確認してください。この列は、ポイント グループが選択されているときに[プロスペクター]タブのリストでも表示されます。このポイントレイヤは、注釈キーを使用して割り当てることができます。作成時にポイントレイヤを割り当てなかった場合は、図面設定で指定した既定のポイントレイヤにポイントが配置されます。
外部参照図面(xref)は、他のサーフェス フィーチャに関連するポイントを参照するときに便利です。これらのフィーチャを図面に追加する必要はありません。別の図面を参照用に現在の図面でアンダーレイとして表示することもできます。外部図面は、不要になれば、アタッチ解除できます。
ポイント グループのポイント スタイルまたはラベル スタイルを変更すると、図面内でこれらのポイントと他のポイントとを簡単に区別できるようになります。
各ポイントは、個別に選択および処理できるオブジェクトです。ポイント オブジェクトのコマンド、プロパティ、属性、グリップの動作は、他の AutoCAD 図形と基本的に同じです。