ボルト締結コンポーネント ジェネレータの概要

この計算は、軸力または接線力の荷重がかかった状態のボルト締結の設計とチェックに使用します。設計計算の目的は、必要な動作荷重を指定した後に適切なボルト締結を選択することにあります。この強度計算では、ボルト接続のチェック(たとえば、ジョイントの締め付け中や動作中のねじ山圧力とボルトの応力)を行います。

[穴]ダイアログ ボックスでは、ねじのタイプおよび穴のサイズの値に応じて、ボルト締結ジェネレータで使用されるねじの深さと穴の深さの既定値が指定されます。

ボルト接続の作成と設計を行い、ボルト接続をアセンブリに直接挿入できます。

ボルト締結ジェネレータを使用すれば、次の操作を行うことができます。

ボルト締結ジェネレータを使用して次の計算を実行できます。

ボルト締結ジェネレータはコンテンツ センターから締結部品を選択します。

注: ボルト締結ジェネレータを使ってコンポーネントを挿入するには、コンテンツ センター サーバに接続していることと、コンピュータ上でコンテンツ センターの設定を済ませておく必要があります。

ボルト締結の設計時には、グラフィックス ウィンドウで 3D グリップを使用して締結部品の寸法を修正すれば、迅速に設計できるようになります。

ボルト締結ジェネレータは、前回挿入された有効な設定で開きます。インストール時の既定の設定でボルト締結ジェネレータを開くには、[Ctrl]キーを押しながらボルト締結ジェネレータを開きます。

ヒント: 溶接ジョイントの設計に使用する計算式については、「ボルト締結ジョイントの計算式」のトピックを参照してください。

ボルト締結ジェネレータの制限事項

ボルト締結ジェネレータを使用してもボルト締結の設計や挿入ができない原因

ジェネレータを使用してもボルト締結の設計や挿入ができない場合、次のような原因が考えられます。