テクスチャをタイリングする

テクスチャの Translation 値と Rotation 値はアニメートできます。

モデル上でテクスチャをタイリングして調整するには、以下の手順に従います。詳細は、「テクスチャのタイリング」を参照してください。

モデル上でテクスチャをタイリングして調整するには、以下の手順に従います。詳細は、「テクスチャのタイリング」を参照してください。

テクスチャをタイリングするには:

  1. テクスチャを適用して、Viewer ウィンドウのモデル上に表示します。

    テクスチャのタイプを選択するおよびマテリアルにテクスチャを追加するを参照してください。

  2. テクスチャとモデルに最適なマッピング手法を選択します。

    詳細は、「マッピング手法を選択する」を参照してください。

  3. Scene Browser で Textures フォルダを展開し、タイリングするテクスチャをダブルクリックします。

    Navigator ウィンドウと Properties ウィンドウにテクスチャ設定が表示されます。

  4. テクスチャをタイリングする前あるいはタイリングする際に、モデル上でのテクスチャの位置を調整しておくと便利です。その場合は、U および V 方向の Translation の値を使用します。

    Translation の値を使用すると、テクスチャの UV の始点を設定できます。Translation の値を変更しても、テクスチャが移動するだけで、タイリングはされません。

  5. テクスチャをタイリングするには、Scaling の U 値と Scaling の V 値を使用します。

    Scaling の値が高いほど、テクスチャのタイリング回数が多くなります。たとえば値を 5 に設定すると、テクスチャが縮小され、5 回タイリングされます。値を 1.00 に設定すると、テクスチャは元のサイズのままになります。値を 1.00 より小さくすると、テクスチャが拡大されます。

    注: Scaling の U 値と Scaling の V 値にキーを設定してアニメートすることもできます。

    テクスチャのスケーリングは、ピボット ポイントを基準にして実行されます。既定では、テクスチャのスケーリング ピボット ポイントは、テクスチャのいずれかのコーナーになります。

  6. テクスチャを別のポイント(たとえば、テクスチャの中心など)を基準にしてスケーリングしたい場合は、Properties ウィンドウの Scaling Pivot Offset プロパティを使用してテクスチャのスケーリング ピボットを変更できます。

    Scaling Pivot Offset の U と V には、0 ~ 1.00 の値を指定できます。Scaling Pivot Offset.u プロパティの値を変更すると、テクスチャの幅方向にピボットが移動します。Scaling Pivot Offset.v プロパティの値を変更すると、ピボットはテクスチャの高さ方向に移動します。

    テクスチャの U と V の値の範囲は 0 ~ 1 です。

    たとえば、テクスチャの中心を基準にしてスケーリングするには、U と V 両方のプロパティの値を 0.50 に設定してテクスチャの中心にスケール ピボットを配置します。

    注: UV Swap オプションを使用してテクスチャの UV マップ座標の向きを変更することもできます。
  7. U Tile メニューと V Tile メニュー両方で Repeat を選択すると、テクスチャを U 方向と V 方向の両方にタイリングできます。あるいは、どちらか一方のメニューから Clamp を選択します。
    注: U Tile メニューと V Tile メニュー両方で Clamp を選択すると、テクスチャはタイリングされません。

    同じテクスチャを 2 つの平面に適用。Scaling 値は 3。 A. U と V を Repeat に設定したテクスチャ B. U と V を Clamp に設定したテクスチャ