ここでは、マテリアルのカラーと強度の基本的な設定を効率的に行うための手順の例を紹介します。各種設定を適切な順番で調整することで、思いどおりの外観をより簡単に作成することができます。なお、以下の手順のいくつかはオプションです。目的のエフェクトに応じて省略してください。
マテリアルのカラーを調整するには:
- モデルにマテリアル アセットを適用します。詳細は、「モデルにマテリアルを適用する」を参照してください。
Navigator ウィンドウに、Material Settings ペインが表示されます。
- Diffuse の RGB 設定を使用して、オブジェクトのメインのカラーを指定します。あるいは、カラー ボタンをクリックして Color ウィンドウを表示する方法もあります([カラー]ボタンを参照)。
- Specularity の RGB 設定を使用して、ハイライトのカラーを指定します。
- Specularity の係数の値を変更してハイライトの強さを調整します。
注: マテリアル設定のエフェクトを非表示にするには、Intensity (強度)の設定を 0 にして設定自体をオフにします。
- Shininess の設定を使用して、ハイライトの広がり具合を調整します。
- Ambient の RGB 設定を使用して、シャドウのカラーを変更します。
Ambient カラーは既定では濃いグレーに設定されていますが、実際にはグレー一色の影はほとんど存在しません。この Ambient カラーを変更することで、他のオブジェクトからの色の反射や、光がオブジェクトを透過する様子など、さまざまなライティング エフェクトをシミュレートできます。「Ambient」を参照してください。
- Ambient の係数の値を変更して、シャドウのカラーの強度を調整します。
- モデルが光を放って輝く様子を表現したい場合は、Emissive の設定を使用します。Emissive のカラーを変更してから、強度を調整します。