3D モデルで経路作成時に配管セグメントの最大長を指定することができます。
固定長配管は、溝付き、プレーン エンド メカニカル、フランジ エンドの配管接続を使用して 3D モデルを作成するときに便利です。AWWA、BPE、Victaulic、Resistoflex 配管カタログが含まれたコンテンツ パックをダウンロードすることができます。
溶接配管を固定長配管としてセットアップすることもできます。固定長配管は、配管スペックで[固定長を使用]をオンにすることによって有効になります。
固定長配管が指定されていない場合(既定)、3D モデルで直線配管の単一長に対して結合は配置されません。現場溶接の場所を指定することができます(例: plantweldadd を使用)。ただし、通常、(アイソメ部品表と一緒に)アイソメ図を作成するまで、チューブの最大長は考慮されません。
有効な固定長を使用して配管スペックの配管を使用している場合、他のスペック(固定長は無効)を使用するようにして配管経路を作成します。
同じ経路作成オプション(plantpipeadd)を指定することも、継続グリップを使用することなどもできます。ツール パレットからコンポーネントを配置したり、それらをライン内に接続することもできます。最も顕著な違いは、固定長配管の経路を作成しているときに[固定長]プロパティを超えると、3D モデラは新しい配管セグメントを開始し、最大長セグメントまで接続することです。
メカニカル接続またはフランジ接続は、一般的に各配管セグメントの終端にあります。これらの接続は、他の接続とほとんど同じです。ただし、接続をサポートするには、[プロジェクト セットアップ]で結合の設定を修正する必要があることもあります。コンテンツ パックのインストールの説明(Readme)に従って、プロジェクト DefaultConnectorsConfig.xml を更新することもできます。
固定長配管セグメントが最大長に位置する場合、配管はカットバックされません。
たとえば、経路の作成時に方向を変更して最大長の配管の終端にエルボが追加されるようにすると、全体の寸法は長くなります。この点、方向が切り替わる経路を作成すると、その場所で中心線の端点が保持されるように配管セグメントが短縮(カットバック)される他の配管とは異なります。
固定長配管のオルソ図面の作成は、オルソ部品表の追加オプションがあること以外、他の配管と同じです。
固定長配管のオルソ部品表を作成するとき、部品表をセットアップすることによって[表セットアップ]の個別の行でカスタム長(最大長より短い)を報告することができます。
固定長配管のアイソメ図面は、他の配管と同様です。ただし、固定長配管には頻繁に、アイソメ図面に示さなければならない終端タイプがあります。これは、終端タイプを示す記号が表示されないプレーン、溶接、ねじ込み(BV、PL、THD)とは異なります。
部品表レポートを使用して、個別のライン項目の固定長配管のそれぞれの長さをリストすることができます。
詳細は、「[設定]タブ([テーブル セットアップ]ダイアログ ボックス)」 を参照してください。
[既存]ステータスの配管は、オルソ部品表に含まれなくなりました。
スタブイン接続では、オルソ図面と 3D モデルの両方に、カットバック長が表示されるようになりました。