演習 8

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この演習では結果平面を使って流れおよび伝熱結果を理解する方法について学びます。

  1. [結果]タブで[平面]を選択します。

    [平面]アイコン

  2. [追加]をクリックして平面を作成します。

    [追加]アイコン

結果概要

  1. X 方向トライアド矢印上でマウスをドラッグして結果平面を移動します。モデル全体に渡ってゆっくりと平面を動かし、キャビン内の温度分布を確認します。

    平面を動かす

    注: 表示される結果はここに表示されている結果と若干異なる場合があります。これは、さまざまな CAD モデル ジオメトリのバリエーションによって生じるメッシュの違いによるものです。
  2. 以下に示すトライアド円弧上でマウスをドラッグして結果平面を回転します。このテクニックを使ってキャビン内の温度をくまなく調べることができます。

    平面を回転

  3. 結果平面を垂直軸にスナップします。平面上で左クリックして Y アイコンを選択します。

    平面をスナップ

  4. Y 方向トライアド矢印上でマウスをドラッグして結果平面を移動します。

    注: キャビンの底面付近が最も高温になっています。

    高温

  5. 結果平面を Z 軸に整列するには、平面上でクリックして[Z]アイコンを選択します。

    平面を整列

  6. トライアド矢印を平面と垂直にドラッグしキャビン内の温度分布を確認します。

    注: 前部座席と後部座席の乗員の足元付近が高温です。また、キャビン中央部も若干温度が高くなっています。

    温度が高い内部

    注: このスタディの目標はキャビン内垂直方向で均一な冷却が達成されているかどうかを判断し、キャビン内の前部座席、後部座席間で温度の違いがどの程度かを評価することです。前部座席と後部座席で差がほとんどあるいは全くないのが理想です。
  7. 前部座席、後部座席の乗員の温度を測定するには、X 軸に垂直かつ前部座席、後部座席を通るよう平面を配置します。結果平面を左クリックしてツールバー上の[X]をクリックします。図のように、前部座席および後部座席のヘッドレストの外側の平坦な面と整列するよう平面をドラッグします。

    x 平面

  8. ビューを平面に垂直に整列するには、ViewCube の面をクリックします。

    ViewCube

    平面上で温度を測定するには:

  9. 平面上にマウス カーソルを合わせて計測します。インタフェースの左下にあるステータスバーに表示される温度を確認します。前部座席および後部座席の乗員の足元、膝、腰、頭の付近をプローブしてみてください。

    プローブ

    注: Autodesk® CFD インタフェースの外側をクリックした場合は、モデル表示ウィンドウ内をクリックし、測定がアクティブになるようにしてください。
  10. 凡例の範囲を調整することにより温度差をハイライトすることができます。

    • 凡例を右クリックし、[オプション]を選択します。
    • [ユーザー指定範囲]をチェックします。
    • [最小値]および[最大値]の範囲にそれぞれ 21、27 を入力して指定します。それぞれの値を入力した後[Enter]キーを押します。
    • [閉じる]をクリックしてダイアログを閉じます。

    温度差

乗員の温度

  1. 結果を右クリックし、[XY プロット]を選択します。

  2. [XY プロット]ダイアログで、タイトルに “front” と入力し、[ポイントを追加]をクリックします。

    前部

  3. 結果平面上で、前部座席乗員の足元、膝、腰、頭部付近をクリックしてプロット点を選択します。

    プロット点

  4. [XY プロット]ダイアログで[プロット]をクリックします。

  5. 点のシンボルを非表示にするには[ポイント表示]をクリックします。[サマリー]ボックスをチェックします。結果を確認後、プロット ダイアログを閉じます。

    注: プロット ウィンドウの右上のドロップダウン リストで測定対象の他の結果を選択することもできます。

    温度の出力

    注: 前部座席の乗員の足元は他の乗員よりも約 7 ℃高温になっています。これは、このモデルを評価するのに使用する情報ですので、[サマリー]ボックスをチェックしてディシジョン センターに保存します。
  6. 後部乗員の体感する温度をプロットするには、[XY プロット]ダイアログを開きます(まだ開いていない場合)。XY プロットに “rear” というタイトルを付けます。

  7. プロット点を選択するには[XY プロット]ダイアログで[ポイントを追加]をクリックし、結果平面上で後部乗員の足元、膝、腰、頭付近をクリックします。

    ポイントを追加する

  8. [XY プロット]ダイアログで[プロット]をクリックします。

  9. 点のシンボルを非表示にするには[ポイント表示]をクリックします。[サマリー]ボックスをチェックします。結果を確認後、プロット ダイアログを閉じます。

    ポイント表示

    注: 後部乗員の足元の温度は頭部より約 3 ℃ 高く、腰および膝も頭部より高い温度です。これは、このモデルを評価するのに使用する情報ですので、[サマリー]ボックスをチェックしてディシジョン センターに保存します。
  10. 後でこのビューを比較に使用するため、モデル外側でクリックし、[サマリー イメージをキャプチャ]を選択します。(または[結果]タブで[サマリー イメージ]をクリックします。)

演習が終わりました。

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