第 21 章: ディシジョン センターを使用した結論づけ

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ディシジョン センターは、設計の代替案を比較するための環境です。設計目標を満たすことのできる設計を決定するために、次のタスクを実行します。

ディシジョンセンターは結果部品、結果平面、結果ポイント、XYプロット等の可視化オブジェクトを基礎として構成されます。1つのシナリオ上でオブジェクトを作成し、これを「サマリー」オブジェクトとして指定することにより、ディシジョン センターはスタディに含まれるあらゆるシナリオで結果を計算します。

ディシジョン センターを開くには、[ディシジョン センター]タブをクリックします。

あらゆるサマリー アイテムはディシジョン センターで管理します。

デザイン スタディ バー

ディシジョン センターには以下の 3 つの主要な構成要素があります:

視覚的比較

デザインレビューセンターを使うことにより、複数のシナリオの結果を視覚的に比較できます。これはデザイン スタディに含まれる 2 以上のシナリオの流体および伝熱パフォーマンスを比較する上で強力なツールです。

複数のシナリオのデータを視覚的に比較するには、ビューを作成し、右クリックして[サマリー イメージをキャプチャ]を選択します。

テーブルによる比較

重要値は個別のシナリオあるいは複数のシナリオの結果を比較するのに使用します。

重要値のエンティティには3つのタイプがあります。それぞれが異なるサマリーエンティティタイプに基づいています。各タイプは、「最大温度は何度か」、「圧力損失が最も少ないのはどの設計か」、「重要な部品付近の点での速度は設計の定める制限を超えているか」などの疑問に回答できるようになっています。

視覚的比較

複数のシナリオからの XY プロットデータを単一のプロットにオーバーレイ表示し、結果を比較することができます。

サマリー プロットを使って、「設計を変更すると、チャネルを通る流れの圧力はどう変化するか?」、「設計を変更すると、温度勾配はそれに応じてどう変化するか?」などの疑問に対する答えを得ることができます。

デザイン スタディにディシジョン センターのデータをマッピング

デザインスタディ内のシナリオの主要なパフォーマンス指標とイメージを比較するにはディシジョンセンターを使用します。

ディシジョン センターに保存されたアイテムはデザイン スタディ内のすべてのシナリオにマッピングされます。

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